「ご無沙汰しています。作者の属するサークル「猫空茶藝館」は、8/12、13に行われるコミックマーケット102に参加することをお知らせします」
「って、来週やん!えらい直前の宣伝告知やねんなぁ」
「12日と13日のどちらなの?」
「両方」
「え?」
「今回は、1日に1サークル参加つまり一日目と二日目にそれぞれ参加することが可能になったの。それで試しに申し込んだら両方当選したの」
「ってことは、歴史ジャンル以外のジャンルでも出るってことだよね?」
「うん。歴史ジャンルは二日目で、一日目は艦これで出るの」
「たしか、初めてコミケにサークル参加を申し込んだときは、艦これジャンルで申し込んで落選して、それからはずっと歴史ジャンルで出しとったさかい、艦これでは初当選になるんやね」
「にゃはは。8年目の初当選だよw」
「それで、何を頒布するの?」
「まず、艦これの一日目は、3人の龍驤が史料調査に挑戦する『RJ部史料調査部2』を新刊として頒布するの」
「3人の龍驤?無印、改、改二かいな」
「そうじゃなくて、艦これの龍驤、アズールレーンの龍驤、戦艦少女Rの龍驤なの。この3人が部活形式でいろんなことに挑戦するんだよ」
「あ、だから「RJ部(リュージョブ)」なんだ」
「ほんで何の史料を調べるん?」
「東郷平八郎が李舜臣を称賛したという言説だよ」
「って、このブログでやったやつやん!」
「『遥かなる近代』第4号でも取り上げたよね」
「うん。でも単にそれらを再編集したものにはしないよ。それらを作成した後で見つけたものやわかったことを取り入れて、現時点での成果状況をまとめたものになるんだよ」

 

「というか、新史料の発見みたいな感じで進展があったんかいな」
「それがあったんだよねぇ…たとえば、別件の調査で某大学図書館の地下書庫に潜ったとき、ふと顔を挙げた視線の先に偶然見つけた書籍とか」
「…ほんと?」
「うん、事実だよ。ま、それの読解自体は『遥かなる近代』でじっくり取り組みたいから、今回の本には入れず、予告だけしたけどね」
「いつ出すん?」
「早くても来年夏のコミケだね」
「二日目は予告通り『遥かなる近代』第9号だよね」
「国債報償運動の下巻やったな」

 

「うん。運動の停滞から終焉、不祥事、後始末を見ていくの。それと募金状況の各表。とくに大韓毎日申報社の募金データはこれまで誰も作っていないから必見だよ」
「募金運動なんやから集金状況の統計をとって分析するんは基本中の基本やのに、これまで誰もしてへんのかいな…」
「不祥事ってことは、国債報償金費消事件も見るの?」
「詳しく見るとページ数が足りなくなるから概略だけね。冬コミで出す第10号で、事件そのものだけについて見ていくよ」
「今必死で書いとる字の原稿は第10号の原稿やったんやな…」
「冬コミまであまり時間が無いからね。そういうわけで、8/12(土)は東エ26b、8/13(日)は東ヒ23bでお待ちしています」