写経屋の覚書-なのは「久しぶりの更新です」

写経屋の覚書-はやて「作者何しとったん?」

写経屋の覚書-フェイト「えーっと……国債報償運動について調べ直していたそうだよ」

写経屋の覚書-はやて「国債報償運動?あー、エンコリ時代に調べとったやつやよね」

写経屋の覚書-なのは「うん。2012年にはここのブログ――正確にはアクセス不可能になって放棄した前ブログ――でもとりあげているんだよね」

写経屋の覚書-はやて「ほんなら、なんで10年経って調べ直したん?」

写経屋の覚書-なのは「それはね、10年前の調査が不完全なものだったからなの」

写経屋の覚書-フェイト「不完全?」

写経屋の覚書-なのは「当時の新聞の調査範囲が狭いこと、先行言説の調査不足ってことなの。先行言説はほぼ田口容三『李朝末期の国債報償運動について』(所収「朝鮮学報」第128輯 朝鮮学会 1988)だし、新聞記事は田口の引用しているものを調べるところから手を付けていったから、きちんと掘り切れてないの」

写経屋の覚書-はやて「田口引用記事いう「点」から手を伸ばしていったさかい、「線」は形成できても、「面」はできてへんかったんやね」

写経屋の覚書-フェイト「「面」つまり新聞全体を制圧する必要があったと…でもそれじゃ新聞を全部読まないといけなくなるよ」

写経屋の覚書-なのは「うん。読んだよ」

写経屋の覚書-フェイト写経屋の覚書-はやて「!?」

写経屋の覚書-なのは「大韓帝国で発行されていた主要紙『大韓毎日申報』『皇城新聞』『万歳報』『帝国新聞』の1907年2月から1911年1月までの分を手に入る限りで全部読んだよ」

写経屋の覚書-フェイト「そこから関係記事だけを複写したんだね。でも前回の調査で複写した蓄積はあるから、読む量はそんなに多くなかったんじゃない?」

写経屋の覚書-なのは「んー、前回の複写は全部捨てた、というか全く見ないで一からやり直したよ。中途半端にあってもかえって邪魔だからね」

写経屋の覚書-はやて「そこまでするん!?」

写経屋の覚書-フェイト「で、去年の春くらいからずっと取り組んでいたんだ…」

写経屋の覚書-なのは「ほぼ複写できて、個々の記事をデータ入力し始めたのが去年の11月だったの。で、事件や項目ごとに整理して記述を始めたのが今年の2月だったかな」

写経屋の覚書-はやて「ほんで完成したんが今週の水曜日。割と時間かかったんやね」

写経屋の覚書-なのは「でも、国債報償金費消事件や、大韓毎日申報の報償金受領一覧のような統計データ、先行言説の批判的研究はまだ全部できてないんだけどね」

写経屋の覚書-フェイト「そっちは夏コミで出す次号に載せるんだね」

写経屋の覚書-なのは「違うよ。来年の冬コミ」

写経屋の覚書-フェイト写経屋の覚書-はやて「!?」

写経屋の覚書-なのは「…実は報償運動だけで400ページ近くなっちゃったから、半分に割って今年の冬コミと来年の夏コミとに分けて出すことにしたの」

写経屋の覚書-フェイト「400ページだと、一冊厚さ250㎜重さ1.3㎏の『紙の鈍器』になるもんね。仕方ないよ」

写経屋の覚書-なのは「にゃはははw そんなわけで、まずは今年の冬コミ、C101で『遥かなる近代』第8号、「国債報償運動 上巻」が出ます!」

写経屋の覚書-フェイト「国債報償運動について、先行言説を紹介し、当時の新聞記事などの史料によって、運動の発生から運動団体の設立と統合までを見ていきます」

写経屋の覚書-なのは「メロンブックスさんで予約も始まってます。とらのあなさんは委託申請中です。もちろん猫空茶藝館のBOOTHでも予約できます」

写経屋の覚書-はやて「猫空茶藝館は、2日目の12/31、土曜日の東地区マ37aでサークル参加するんやよ」

写経屋の覚書-フェイト「1年ぶりのサークル参加です。『遥かなる近代』の既刊と艦これ二次創作も持っていきます」

写経屋の覚書-なのは写経屋の覚書-フェイト写経屋の覚書-はやて「どうかよろしくお願いします」