写経屋の覚書-なのは写経屋の覚書-フェイト「お久しぶりです」
写経屋の覚書-はやて「作者、ここのこと忘れとったんちゃうか?w」
写経屋の覚書-フェイト「そ、そんなことないよ。忙しすぎて手が回らなかっただけだよ。ね、」
写経屋の覚書-なのは「このブログは、まず史料についてちゃんとした文章を書いてから、それを崩して私たちの脚本に落とし込んでいくという手順で作るから、どうしても時間と手間がかかる分、後回しになりがちなんだよ」
写経屋の覚書-はやて「で、今回は何の話なん? 今年初の更新になるけどw」
写経屋の覚書-なのは「活動報告だよ。新刊や既刊の話も含めてね」
写経屋の覚書-フェイト「コロナのせいもあって、コミケも中止が続いているもんねぇ…艦これ二次創作はオンリーイベントで出せるけど、『遥かなる近代』のほうはどうしているの?」
写経屋の覚書-なのは「えーっと、まず猫空茶藝館のサークル活動、イベントへの出席状況について挙げるね」

2021年の活動実績と予定

 

日付 イベント 会場 ジャンル
1/17 こみっくトレジャー37 大阪:インテックス大阪 艦これ二次創作
3/28 砲雷撃戦!よーい!第65戦目 舞鶴:赤れんがパーク 艦これ二次創作
4/4 サンライズクリエイション in BS 2021 春 東京:ビッグサイト 艦これ二次創作
5/16 第32回文学フリマ東京 東京:東京流通センター 第一展示場 日朝近現代史
5/23 COMIC1 BS祭 スペシャル 東京:ビッグサイト 日朝近現代史・
艦これ二次創作
6/6 COMITIA136 東京:ビッグサイト 日朝近現代史・
艦これ二次創作
6/13 砲雷撃戦!軍令部酒保合同演習春季 東京:大田区産業プラザPiO 艦これ二次創作
6/20 サンシャインクリエイション2021Summer 東京:池袋サンシャインシティ 日朝近現代史・
艦これ二次創作
8/15 神戸かわさき造船これくしょん8 神戸:神戸国際展示場3号館 艦これ二次創作
8/20~
9/12
おもしろ同人誌バザール(委託頒布のみ) 東京:東急ハンズ池袋店 日朝近現代史
8/22 メガMBFesOSAKA 大阪:梅田ACTⅢホール 艦これ二次創作
8/29 連合艦隊名古屋へ!2 名古屋:名古屋国際会議場 白鳥ホール 艦これ二次創作
9/12 こみっくトレジャー38 大阪:インテックス大阪 艦これ二次創作
9/26 第9回文学フリマ大阪 大阪天満橋OMM 日朝近現代史
11/21 砲雷撃戦!軍令部酒保令和三年冬季 東京:ビッグサイト 艦これ二次創作
11/23 第33回文学フリマ東京 東京:東京流通センター 第一展示場 日朝近現代史
12/31 コミックマーケット99 東京:ビッグサイト 日朝近現代史・
艦これ二次創作

 

 

写経屋の覚書-はやて「どうしても艦これ二次創作に偏ってまうんやねぇ」
写経屋の覚書-なのは「日朝近現代史料集成『遥かなる近代』は、コミケ以外だと、文学フリマやオリジナル創作オンリーのサンクリなどに参加して頒布するしか手がないんだよねぇ…」
写経屋の覚書-フェイト「艦これにタグ付けするには、日本海軍とか第二次世界大戦とか艦艇艦船に繋がってないとダメだもんね」
写経屋の覚書-はやて「艦これのキャラに解説させるいう手はあるやろ? 艦これ二次創作って、艦娘が登場するんやったら旅行記やグルメや何でもありの世界やん」
写経屋の覚書-なのは「二年前から作者もその辺を考え初めてね、去年出した『舞鶴からの「引揚」』と『占守の舞鶴日誌』なんかがその試みなんだよ」
写経屋の覚書-フェイト「前者は終戦直後に舞鶴から朝鮮へ送還される内地在留朝鮮人の話で、後者は同じく舞鶴での、1946年4月の復員や外地在留邦人の引揚、内地在留朝鮮人の送還についての話だったね」
写経屋の覚書-なのは「割と好評でね、前者は重版もしたんだよね。で、調子に乗ってこの路線を!と思った矢先に…」
写経屋の覚書-はやて「コロナがばーっと来て、それどころやなくなったと」
写経屋の覚書-なのは「そうなの。でも作者本来の専攻というかライフワークの内地在留朝鮮人の分野と、趣味の艦これ、ミリタリーの分野とをうまく融合することができる、需要もある程度見込める、という自信にはなったみたいなんだよね」
写経屋の覚書-はやて「なんでも挑戦してなあかんねんなぁ」
写経屋の覚書-なのは「そういうわけで、8/15神戸かわさき造船これくしょん8で出す新刊『もうひとつの復員と引揚』は、終戦直後の本土配備部隊の朝鮮人軍人軍属の復員と、内地在留朝鮮人の送還についての概観を記しています。復員引揚送還に従事した占守や酒匂といった特別輸送艦の話も入れて艦これ二次創作にタグ付けしたの」
写経屋の覚書-フェイト「概観?」
写経屋の覚書-なのは「うん。あくまでも概観。詳細についてまとめるのは時間がかかるし内容も難しくなるし、この分野の初心者用ってこともあって、おおまかなものでいいからとりあえずまとめたものを出しておこうって考えなの」
写経屋の覚書-はやて「抄録いうかダイジェスト版みたいなもんやね」
写経屋の覚書-フェイト「史料監修の人と作者の文章という2系統の混合スタイルなんだね」
写経屋の覚書-なのは「うん。史料監修のSさんがいろんな意味でえげつなく容赦なく書いたものを作者がマイルドに翻訳していく形なの。今回はイラストがないからしゃおこーさんはお休みだよ」
写経屋の覚書-はやて「…このブログでもわたしのセリフがえぐかったりきつかったりすんのは、わたしのセリフ担当のSさんのせいなんやよねぇ…」
写経屋の覚書-なのは「『遥かなる近代』別冊でもある『もうひとつの復員と引揚』、サブタイトルは「本土配備部隊の朝鮮人兵士の復員と内地在留朝鮮人の送還についての概観」は、メロンブックスさんでも8/15から頒布開始です。現在予約受付中です」
写経屋の覚書-はやて「…かなり予約来てるやん…弊サークル史上最速最高ちゃうかw」
写経屋の覚書-フェイト「はやて、まるで情報戦、宣伝工作みたいだよw」
写経屋の覚書-なのは「めざせ、「猫空茶藝館完売」w」
写経屋の覚書-フェイト「なのはまでw で、『遥かなる近代』本誌の方はどうなの? 第6号まで出ているけど…」
写経屋の覚書-なのは「終戦直後の内地在留朝鮮人送還についての史料のうち、GHQ指令SCAPINの原文を全て網羅して、訳文とちょっとした解説を付けた『遥かなる近代』第5号を出したのが2020年5月だったよね」
写経屋の覚書-はやて「あー、あの300ページ965グラム、4,000円の鈍器なーw」
写経屋の覚書-なのは「朝鮮人送還に関するSCAPIN(SCAPIN-Aは除外)の原文全文に訳文までついているんだから、安いものだと思うよ…いつもお世話になっている印刷会社がコロナのせいで苦しそうなので、支援の意味もあって、売れる売れない、ペイするしないを考えずに大きく重いものを多めに発注したんだけどね」
写経屋の覚書-フェイト「だから見本誌や納本であちこちにばらまいているんだねw」
写経屋の覚書-なのは「にゃはははw 2021年4月に出した第6号は、大韓帝国期の救世軍の活動と韓国人側の受容について、韓国統監府の史料から見ていったものなの」
写経屋の覚書-はやて「救世軍? あー、年末に慈善鍋とかしとるアレなー。キリスト教の一派やね」
写経屋の覚書-なのは「今年12月のC99で出す予定の第7号は、国債報償運動についてまとめて出すつもりなの」
写経屋の覚書-フェイト「このブログか前のブログで取り上げてたよね?」
写経屋の覚書-なのは「うん。それを再整理して、史料も追加してまとめようかなって」
写経屋の覚書-はやて「ほんなら、それに関係してくる国債報償金費消事件の方はどないすんの?」
写経屋の覚書-なのは「それは第8号以降に扱う予定なの」