元宵节が終わり、春節のイベントが一通り終わった中国であるが、その連休中に最近連絡をとってなかった何人かの友人、知人と話すことができた。
話すと言っても、QQやSkypeのチャットである。その時に、中国でのPM2.5(微小粒子状の大気汚染物質)について聞いてみた。
■広州の知人(32歳OL)
「なにそれ?」
「そんなの聞いたことないよ。」
「大気汚染?広州は全然問題ないよ。」
あっけらかんとしてることに驚き。
■上海の友人(27歳OL)
「今日のAQIは94くらいでだいじょうぶ。」
AQIとは大気汚染指数(Air Quality Index)で、100以下なら健康的に問題ないそうだ。200を超えると非常に危険で、健康に深刻な影響を及ぼすらしい。今の北京は300くらいですね。
「外出する時は必ずマスクをつけてるよ。」
「紅包(お年玉)は要らないから、3Mのマスクを買って送って!」
まあ~図々しい。上海では日本製3Mの防塵マスクが人気があるそうだ。
■大連の友人(26歳KTV小姐)
「知らないっ!」
「あなた次、いつ大連来るか?」
PM2.5のことなど、聞くだけ無駄だった・・・
大気汚染に対する意識は、地域、人それぞれ温度差が激しいようだ。
数年前の春節に大連開発区で撮った写真です。
気温は-10℃くらいでした。鼻水が垂れてくると、鼻毛がパリッと凍る世界です。
大連は天気がいい時は、空が青く澄み渡っており、とても綺麗です。こんな青空が霞んでいるなんて悲しいかぎりです。