KLCへの気持ちを固めた | 50代が行く!

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子どもが中学生になり、私の人生も次のステップに移りました
まだまだ子育ては続くけど、これからは少し自分時間も増えるかな?
人生の後半、できれば楽しく穏やかに過ごしたい
元気な50代兼業主婦の生活記録です

火曜日にクリニックにてAIH後の注射をしてきた。


そのとき、先生から今後の治療に関してのお話が。。。


それは、次回までに、AIHをあと何回やるか、その後、体外受精に進むか進まないかを決めてくるということ。

そして、当クリニックでの体外受精の方法の説明。


このクリニックは医師が独りしかいない。

一日にできる体外受精は3組程度。

生理周期を均等にばらけさせるために、ピルのような薬を使って、かなり綿密に生理の予定をコントロールするという。


この話を聞いていて私は漠然と



・・・なんだか、他人の人生みたい・・・・


なんて、感じていた。



体外受精をすることは決めていたけれど、どうも治療方法がぴんと来ない。

しかも、通院回数を減らすために基本的に自己注射だそうだ。



とにかく、AIHとは比べ物にならないくらい、肉体的、経済的、時間的、精神的に負担が大きい体外受精、

しっかり夫婦で話し合って決めてくるように、と言われた。



病院のあと、出産したばかりの友達に会うために助産院に寄った。


生まれたばかりの赤ちゃん・・・・


抱っこもさせてもらった。


なんて、軽いんだろう・・・そして、ふわふわしてるよ。。。

かわい~な~・・・・


赤ちゃん見れば、「治療、がんばろう」って思えるかなって。




家に帰ってクリニックでの話を夫にした。

夫はやる気満々。

一周期でも早くやったほうがいいという。

でも、私は・・・


なんか、違う、と。


ちっともこの治療に前向きになれない。


薬嫌い、注射嫌い、医者嫌い、病院嫌い、

ずっと順調にやってきていた生理を、薬飲んで早めたり遅れさせたりするなんて。。。



「体外受精、やりたくないの?」


ときかれれば、 やりたくないけど、やらない、ともまだ決められない。。。


やるにしても、このやり方は私には合わないと思う。。。


すぐに決めなくちゃいけないわけでもないから、その日は答えを保留にした。


翌日、職場のKLC経験者の女性に相談に行った。


KLCでは、特にそういった生理のコントロールなどはせず、自然の周期で採卵して、しかも、

自分で注射をすることもない。


「まあ、座薬は自分でいれるけど(笑」


だいたい、生理をコントロールするっていうのは病院側の都合なわけで。。。



その話を聞いて、心が決まった。


ひとつ年下のその女性と最近知り合えたのは、なんだかKLCへの導きのような気がしてならない。。。




今回のAIHで駄目だったら、KLCに行こう。

もう、5月中に行こう。

そう決めた。


夫にもそのことを報告したら、ちょっと喜んでいた。

そもそも、夫の上司がKLCで授かっていて、そこを薦められていたから。。。


KLCと決めたら、なんだか不安がなくなった。

もちろん、そこにいったからってすぐに赤ちゃんができるわけじゃない。

むしろできない可能性のほうが、やっぱり高い。

でも、方向が決まると、やはり前向きになれる。




治療中のところどころで、立ち止まってしまうことがある。



治療前にずっと思っていた、


(自然にしていて授からなかったらそれでいいじゃない。。。)


そんな気持ちがぶり返して、治療をやめたくなってしまう。。。。


もちろん、夫婦では「子供が授からなかったら、それはそういう運命だよね」と心構えはしている。





でも、私は、


夫に自分の子供を抱かせてあげたい。

夫を父親にしてあげたい。




その気持ちが私を治療に向かわせる。