『「中国人には新しい物を生み出す考えがない。だから知的財産を侵害する」―米大統領選立候補者 』
「2015年5月27日、新華国際」によると「米大統領選に共和党から出馬表明したカーリー・フィオリーナ氏が、中国を侮辱し」たそうです。
「同氏はヒューレット・パッカード(HP)で初の女性最高経営責任者(CEO)となった人物」です。
その侮辱の内容とは以下の通りです。
『米メディアによると、フィオリーナ氏は今年、ブロガーとのやり取りの中で「中国人は試験対策はうまいが、想像力や創業精神を持ち合わせていない」と指摘』し、『さらに「自分は中国ビジネスに数十年間携わった。中国人は新しい物を生み出さない。だから、われわれの知的財産権を侵害する」と発言した』そうです。
『このほか、自著の中で「中国の教育システムは学生に過度の同質化を求め、学生管理も厳格すぎる」として、想像力を発揮する環境が整えられていないと説明している』ようです。
私が中国で肌で感じたこととまったく一致します。
教育の結果によって、新しいものを生み出せない中国人の性質を端的に説明してくれています。
さて、ここで思いをはせたいのは、では歴史上中国は新しいものを生み出してきたのかという問題です。
残念ながら中国人は歴史上も新しいものを生み出していないと考えられます。
正確に言えば「漢族は」と言ったほうがいいかもしれませんが。
現在の中国の教育システムは科挙に基づいたものであり、科挙は中国人の性質と深く結びついて形成された伝統的な文化です。
つまり、中国人が新しいものを生み出せない原因である教育は、中国人の歴史とともにあったわけです。
人によっては中国には4大発明等、歴史上偉大な発明があるじゃないかと勘違いされている人もいるかもしれません。
しかし、中国の発明というのは、あくまで記録上中国で初めて出てきただけのことで、本当に中国人が発明したものかどうか、実は確認できないのです。
もちろん、中国人が「記録」という意味では数千年の歴史があり、記録魔としての性質があることは認めますが、過去の記録を重視していること自体、発明とは正反対の性質としての保守性の表れであることがわかります。
また、漢族・中国の歴史というのは外敵による「被侵略」の歴史であることは、少し歴史をかじってみればわかることです。
三国時代の終焉をもたらした晋を最後として、南北朝の南朝と明朝を除いて、中国で漢族が皇帝になることはありませんでした。
三国以前も、周は殷(商)にとっては異民族であり、始皇帝の秦も辺境の異民族国家です。
漢族の生活圏に異民族が侵入して文化が発展してきたという見方もできます。
漢族に記録があり、周辺民族に記録がなかったからと言って、漢族の記録にあらわれることがすべて漢族発信であるとは限らないわけです。
現代の中国人を見て、過去の中国人の姿を想像するのは、歴史学の原点です。
昔は偉大な民族だったが今はただたまたま遅れているだけだというのは、ある特定の集団の利益を代弁したい左翼的な発想で、でなければある特定の集団のプロパガンダでしかありません。
今の中国人の姿を見れば、過去においても「中国人は新しい物を生み出さない」人達であったことは疑いがありません。
つまり、記録に表れない周辺民族の発明を持ち帰り、真似をしていたに違いないということがわかるわけです。
そして、記録上は残されている「中国人」の発明として誤認されているだけです。(現時点でわかっていることが必ずしも歴史の真実ではないという科学的な歴史学の哲学に乗っ取れば、それでも仕方がないわけですが)
今の中国人の教育、性質を見て、過去の中国人も同様であったということをそろそろ認識すべきでしょうね。
また、「新しい物を生み出さない」中国人にできるのはせいぜい以下のようなことです。
「世界仰天!中国がプラスチックで出来た米を販売してたことが判明 」
以前からたびたび問題となっている中国の品質問題。 なんと今回、「プラスチック米がアジア諸国で流通しているというニュースが、海外を騒然とさせています」。
その偽米は「一見通常の米とあまり違いはない」そうです。
「そこがタチの悪い所で、ジャガイモ、サツマイモになんと合成樹脂を混ぜて米そっくりに作り上げているのだ」。
「農場で自然によって作られるのではなく、工場で人工的に生産している」。
「食品に食品じゃないものを混ぜて作るという前代未聞の事態である」と。
「このプラスチック米は生産コストが安く、非常に大きな利益を得ている」そうです。
「噂によれば、プラスチック米はインド、インドネシア、ベトナムにも輸出されたとがあるという」。
「輸入食品に対する水際対策が甘い国においては、安いことを売りにしているレストランなどでこうしたニセ米が提供される可能性は否定できない」と。
「中華料理店が多くにぎわう日本にも、万が一このような偽装米が混入する可能性がゼロとはいいがたい」。
「各々が最善の注意を払うことが必要だ」と記事は締めくくります。
偽米を作ることに費やせる労力があるのなら、利益の多いおいしいコメでも作ればいいのにと思うのは日本人の発想です。
「新しい物を生み出さない」中国人にできるのは、これがせいぜいなのです。
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