《逆愛63》
ついに、逆愛の原作を読み始めました![]()
原作者の柴鸡蛋に「あの頃は私も若かったからね。あんなにめちゃくちゃ書けたのよ。今じゃ無理だもん。ちょっとバグってたね。正直読まないでほしい」というような感じで言わしめた問題作!
内容詳細にアップするとマズイので、ざっくりあらすじを紹介していきたいと思います![]()
完結まで282項目あり!
内容興味持たれた方はぜひ『逆袭』お買い上げを!
更新は気長にお待ちください![]()
◎エピローグ
呉所畏→地方都市住み?元カノに何度も拒絶され、侮辱され、安定した生活を捨て自営業の道に。
裕福になって成功を目指す。
負け犬設定。
池騁→蛇の飼育をしながらブラブラしていたボンボン。役人である父親が見かねて官庁での職を与え、様々な経験を積ませる。今は城管(露天商の取り締まりを行う。露天商には恐れられている存在)として働く。
彼(たぶん呉所畏)は、スリになる。
彼(たぶん池騁)は、交通警備員として働くが、勤務中に交通違反をする。
(“彼は”としか書かれていないのでどちらのことを指しているのか分かりづらい。読み進めるうちに間違いに気づけば訂正します)

◎1
「私たち別れましょう」
ある夏の日、呉所畏は岳悦を家に招き両親に紹介しようとしていた。
近所中ゴミの臭いが充満する中、イライラする岳悦。おなかの脂肪を揺らしながらのんきにやってくる呉所畏。
「別れましょう」と岳悦。
「7年間も付き合ったのにどうして」と呉所畏。
2人は大学1年から付き合いを始めたが、その頃スリムだった呉所畏は見る影もなく、今は二重アゴがくっきり見える。
そんな呉所畏に我慢がならない岳悦。呉所畏がいくら別れたくないと懇願しても聞く耳を持たない。
◎2
誰か来て!自殺した人がいるの!
岳悦の強い口調にも慣れっこの呉所畏は、痩せてみせると言った。
しかし、岳悦にはもうそれだけの問題ではなく呉所畏のケチさ加減にも嫌気がさしていた。
買い物に言っても割引商品ばかり、スーパーでは一番安いものを買う、女友達の彼氏はみんな彼氏の車に乗っているのに自分は地下鉄とバスに乗っている。
呉所畏は岳悦のためならお金を使うし、車だって数年後に買うと伝えたが、月収2000元では不可能だと岳悦。
岳悦は実際はケチなことよりももっと我慢ならないことは、呉所畏に向上心や野心がないことだと言った。
彼は自分と一緒にいた7年間で何1つとして成し遂げたことがなかった。
以前読んだ小説で、男女が別れ話をしている際、男が頭を打ち付けて女の愛を繋ぎ止めた話を思い出した呉所畏は、その場に落ちていたレンガで自らの頭を思いきり叩いた。
呉所畏は地面に倒れ、痙攣し、血が吹き出た。
岳悦は恐怖に顔を青ざめながら叫ぶ「誰か来て!自殺した人がいるの!」

◎3
診療所のお医者さん
呉所畏は診療所のベッドで目が覚めた。
そばにいた美形の医師、姜小帥に訳を聞くと、岳悦が2人の男に呉所畏を運ばせたのだと言う。
岳悦は姜小帥に一番安い薬を処方すること、払い戻しができるよう手配することを約束させ帰っていった。
「やっぱり岳悦はぼくを理解している」と微笑む呉所畏。
そんな呉所畏はベッドに横たわりながらスマホゲームをしていた。
カラフルなボールのゲーム、呉所畏は一生懸命だが一向にクリアできない。
そんな様子を見ていた姜小帥は1つの疑念が浮かぶ。
姜小帥は呉所畏にボールの色を尋ねるが、どれも外れている。呉所畏は色盲であった。
そんなことは気にしない呉所畏。
どうしてレンガで傷を作ったのか問われた呉所畏は事情を説明、「別れを切り出す岳悦を少し懲らしめたかった」と話した。
「そこまでする価値はあるのか?」という姜小帥の前で岳悦に電話をかける。
「今はとりあえず治療に専念して、回復してから話しましょう」と岳悦。
呉所畏が「ほらね、価値はあったでしょう」とほくそ笑むのを見て、姜小帥は顔で笑いながら心では少し軽蔑するのであった。
別れの原因が呉所畏の23kgにも及ぶ激太りだと知った姜小帥は、痩せていた頃の見た目の良い呉所畏の写真を見て入院期間の2ヶ月間でダイエットをしてはどうかと勧める。
呉所畏は入院中菜食中心の食事を摂り、見事10kg痩せ、身軽になって退院するのであった。
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みなさん、どのような感想を持ちましたか?
私は、、
小説の呉所畏、いいとこなしやん!!
ってのがまず第一の感想。
そして、
小説の岳悦、割とまともやん!
ってのが第二の感想でした![]()
中国人女性って、日本人女性よりも彼氏のステータスや自分への貢献度、献身度、いくらお金使ってくれるか、にシビアなんです。
彼氏が車で送り迎えしてくれるのはもちろん(当然車持ってなきゃだめ)、プレゼントはブランド物が当たり前。高級料理店に連れて行ってもらって当たり前。
だから、岳悦が特別高飛車かって言ったらそうではないんですよね。
呉所畏がお金もなく家柄も普通だと知りながら大学1年の時から付き合って7年。
お姫様扱いが当たり前の中国人女性にとって、正直1年、いや、数カ月で見切りつけても全然不思議じゃないところを7年ですよ。
今、呉所畏も岳悦も25歳の設定かな。
女性のその時期の7年って相当長いし大事だし、周りの友達は結婚もしだしてるだろうに自分の彼氏はいつまでもうだつの上がらないどころか付き合いだしてから23kgも太ってダルダルのお腹と二重アゴ揺らしながらのんきに笑ってる。向上心も何もなくて結婚を考えてる素振りも一切無しの未来が見えない日々。
もうこれ別れてあげてよくない??
むしろもっと早く別れてあげようよ!
って初めて岳悦に同情した![]()
しかも呉所畏ヤンデレ気質…![]()
「別れを切り出す岳悦を懲らしめるためレンガで頭打ちました」って何それコワイ…![]()
岳悦、逃げよう!逃げるんだ!
電話で「やっぱり別れよう」って言って着信拒否して!!君は君で幸せになりなさい!!
これで岳悦が呉所畏との別れに成功して、「岳悦め、見返してやる〜!」とかって呉所畏に新恋人を奪われるのだとしたら呉所畏の方が執着心最恐のヤベーやつでは…
これから呉所畏の魅力がどのように描かれていくのか。
次からのお話に乞うご期待![]()










