忘れていたように思う。
少年だった キミを。
昔の動画を久しぶりに見た。
無邪気に笑ってる キミがたくさんいた。
可愛かった。
10代のキミ。
20代前半のキミ。
ただただ
キミの笑顔が、
キミの存在が、
好きだった。
未来に何が起きるか知らない。
ただキミを見つめて 幸せな時間に浸っていた あの頃。
その時も
あの時も
キミは何かを掴みたくて、
もっと上のステージに進みたくて
悩んでいたかもしれないけど、
たくさんの荷物を抱えていたかもしれないけど、
カメラの前で見せてくれる
笑顔に歌声にパフォーマンスに
いつも恋をしていた。
カッコよくて、可愛くて、おもしろくて、
キミはキミで誰とも違う色を放っていて、
本当に 時間を忘れて、
自分の自由にできる時間を全部使ってまでも、
キミを、キミたちを探して、
幸せに浸っていた。
そこには、何のためらいも、何の心配ごともなく
ただ 好き
という熱い気持ちだけが存在していた。
あのパワーはどこから湧いてきていたのか、
全てがキミたち中心に回っていた日々。
じゃ、、、今は?
キミが大人になる過程を一緒に歩いて来た。
私も、、なりたくないけど一緒に年を重ねた。
あの時のような爆発的なパワーじゃないけど、
あの時よりも深くキミのことを想っている自分がいるんだよ。
守りたくて、
そばにいたくて、
・・・ やっぱり守りたい。
今も 変わらず
キミを好きだよ。
キミを想っているよ。
静かに
ただ時が流れて
キミが帰って来る日を待っているよ。
キミ、、、笑ってる?
ご飯食べてる?
夜は寝てる?
お仕事頑張ってる?
会いたいなぁ、、、
恥かしそうに照れて笑う顔が見たい。
でも、、、
元気でいてくれたら、それでいいよ。
待ってるから。