シアキュラ .93 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。



ユチョンの首にキバをそっと突き立てると、
もっと強くギュッとオレの頭をかき抱く。


『ツプ・・・・』


ドラキュラのキバがゆっくりと深く刺さっていく。


ユチョン・・・・・


体をビクンと強張らせ、小さく息をつめるユチョン。
甘く温かい ユチョンの血液が口の中に広がる。


オレの頭からユチョンの腕がすべり落ちた。


ユチョンの命がオレの体に注ぎ込まれる。
ドラキュラの体の隅々まで満たされていく心地よさ・・・
それも最後だ。


腕の中でグッタリした体から、ゆっくりとキバを抜き、開いた穴からにじみ出る血液を舐め取った。
ユチョンの首には ピンクのキスマークと、2つの穴。

最後の手前で止めたから、まだ息がある。
チカラなくオレの顔を見るユチョンは 少し微笑んでいるように見えた。


「ユチョナ、、、お前の血は甘くておいしかったよ。
 約束の印をしような。」


ナイフでユチョンのアザの上を少し傷つけ、自分の指は深く切り裂いた。


ユチョンの白くなった唇にドラキュラの血液を塗り、
ユチョンの口に血を流し込んだ。


「お前が欲しがっていた オレの血だ。」




意識は朦朧としてるだろう、、、、そう思ったが、

ユチョンの目から 涙がこぼれた。
掠れた小さな声に耳を傾けると、

「うれしい・・・」 そう聞こえた。


ユチョン、、、これで満足か?
お前には たくさん救われたのに、
コレしか返すものが、オレにはない。

それでも コレがオレの全てだ。



ユチョンの顔が目にまぶしく霞んで見えるのは、
オレの時間も尽きるんだろう。

ユチョンの体をベットに横たえ、上から見下ろす。


「約束だ、、ユチョナ、、、」


昔と同じように 小指を絡ませ、血を流した親指を合わせた。
二人の血を混ぜ合わせた 約束。

生まれ変わっても、互いがわかるように。
次の世も 巡り合えるように。


ユチョンに最後のキスをした。


「ユチョナ、、、ありがとう、、、愛してる・・・」


オレたちの愛は時を超える。
次はもっと もっと幸せになろう。



あぁ、、、、眩しい、、、、、、、



お前が 眩しいよ、、、、



「ユチョナ、、、、」




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やっと この動画を貼る所まで来ました。
今日、ラストまで書き上げました。
後、3話で 終了です。


この動画、昨年末のバラコンですが、最初の方で会場がざわつきます。
立ち位置が後ろだったのか、ジュンスの後頭部にセットが下りてきて、
肩や背中にも当たりながら・・・
インカムを直して、ジュンスはそのまま歌い続けてます。

もう、ヒヤッとしますよね。
これくらいでよかったと、この動画を見るたびに胸を撫でおろします。
何事もなかったかのように最後まで歌いきったジュンスにプロ根性を見ます。
痛かったよね。

最後なんて、悲しくてウルウルきちゃう。
ジュンス、、素敵です。