「ユチョナ、すぐに出る。用意をしろ」
「ジュンス?なにか、、ジェジュンにされたのか?」
「そんなことはいい。早く支度をするんだ」
ジュンスが服を無造作に鞄に詰めこむ。
カメラに、スケッチブックに身の回りのものを次々と入れていく。
まるで、ジェジュンから逃げるように。
「ジュンス、、、説明しろよ」
「何を?お前がジェジュンに聴いたこと、されたことをオレが言えばいいのか?」
「違う。・・・ジェジュンのことを黙ってたのは、悪かったと思ってる。
でも、俺も どう言えばいいのか わからなかったんだ」
「はっww それで? ドラキュラが血を吸うのを見た感想は?
気持ち悪かったか?怖かったか?
・・・・オレたちは 化け物だ。
人間の生き血を吸って生きてるんだっ」
「、、、、ジュンス・・・」
悲しかった。
自分を化け物だと言うジュンスが・・悲しかった。
言葉が出ず、立ち尽くす俺に背を向けて
ジュンスはチカラなくソファに腰を下ろした。
いつもの頼もしい背中が小さく見える。
ジュンス・・・
俺は ジュンスと ジェジュン以外のドラキュラは知らない。
けれど他にもドラキュラが存在するとしたら、
ジュンスは人間の心を持ったままの 数少ない存在なんじゃないかと・・そう思った。
ジェジュンのように、血を吸うことに何のためらいもなければ、
自分の存在を否定するようなこともなく、ドラキュラとして生きていける。
その方が ラクだ。
それとも、ジュンスも俺と出会う前は ドラキュラとしての生き方をそのまま受け入れていたんだろうか。
「ジュンス、、、」
後ろから、そっと抱きしめる。
ジュンスは 化け物なんかじゃない。
お前は 人間よりも純粋な心を持ってるじゃないか。
ずっと 俺の魂を待ってたんだろ?
「ジュンスを化け物なんて思ってない。
ただ、生き方が違うだけだろ?
ジェジュンとも違う、きっと他のドラキュラとも ジュンスは違う。
俺が出会ったのはお前だ。
俺が、、、、どうして毎日出かけてるのかわかるか?」
俯いていたジュンスが顔を上げる。
オレは ジュンスの背から手を離し、隣に座った。
ジュンスがジッと俺を見る。
ジュンスの手をギュッと握りしめた。
「ジュンス、、お前を愛している。
だから、、、、
だから、俺と血の交換をしてくれ。」
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ピンク色の溜息がでちゃう ♡
あぁ、、、やっぱ映画見たい!

お借りしました。
可愛すぎ!(≧▽≦)