「ユチョンは 美しいドラキュラになれると・・」
「ヤメロ!」
ジュンスがオレの胸ぐらをつかみ上げる。
「ユチョンに手を出すな」
怒りに燃えた、いい瞳だ。
オレはそんなジュンスの後頭部を優しく撫でる。
「ジュンス、オレと行こう」
「冗談じゃない。他のヤツを探せ」
「残念だな、もういない。」
「なら、もう一人 ドラキュラにしてしまえばいいだろ。
オレの代わりなんていくらでもいる」
「簡単に言うんだな・・」
「お前にとっては簡単だろう?」
「はっww
オレの血を分けるんだぞ?
誰でもいいって訳ないだろ?
互いに血を分け合うんだ。
気に入るヤツしか相手にはしないさ」
「オレの時は気まぐれで血を交換したくせに・・
これから気に入る人間を見つければいい」
「だから、そんなに簡単じゃない。
オレが血を分けた人間は お前で二人目だ。
ジュンス、お前は いい男に成長したな。
オレの期待以上だよ。ふふ、、」
グッとジュンスを引き寄せ、顎に沿って手を滑らせる。
近距離で 視線を合わせたまま顔を近づけると、
ドンっと胸を押された。
「一人目のヤツと行けよ」
「、、、、そうだな。
生きてればな、、、そいつは死んだ」
「死んだ?ドラキュラが?」
「あぁ、、、」
そう、、、だから オレと行くんだ、ジュンス。
「なんで死んだんだ?」
「さぁ・・・忘れた」
「ジェジュン、、」
「知りたかったら、オレと来い」
プイッと顔を背けるジュンスに苛立った。
ジュンス、オレはお前に頼み事をしてる訳じゃないんだ。
どっちが立場が上か、わかてないようだな。
ジュンスの肩をドンッと突いて床に倒し、その腹の上に馬乗りになる。
「お前のチカラはこんなものか?」
「どけっ」
オレは片手でジュンスの両手をまとめて押さえつけ、
もう片方で、ジュンスの頬にスルッと手を滑らせた。
「ジュンス、オレはお前を満足させてやれると思うよ。」
「ヤメロっ、、」
何かを察したのか、オレの下から逃れようともがく。
でも、子供の抗いにしか思えないほど弱い。
「ジュンス、これがオレとお前の差だ。
オレには勝てないよ。
生きている長さだけじゃない。
たまにしか血を吸わないお前と違って、
オレは毎日新鮮な血を吸ってるんだ。
チカラの差は歴然だろ?
諦めて、うんと言えよ」
ジュンスの耳元で囁いて、ペロリと舐めあげると、
体をビクッと硬くさせた。
「ジュンス、、、オレのモノになれ」
チュッと頬にキスをすると、体のチカラを抜いてオレを見つめてくる。
やっとその気になったか・・
ふっと押さえつける手を緩めた途端に、ジュンスに突き飛ばされた。
ジュンスは、ドアの前に立ち オレを見据える。
「ジェジュン、オレにその気はない。
もう関わらないでくれ。
ユチョンにも手を出すな」
そう言って、部屋を出て行った。
「くく、、、、あっはっはww
ジュンス、お前に時間をやるよ。」
ドアの向こうに消えたジュンスに叫んだ。
ゲームはまだまだ これからだ。
オレは 欲しいものは必ず手に入れる。
手近にあった、バラの花をグシャっと握り潰した。
ジュンス、、、お前にもオレの気持ちがわかる時が来る。
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シアキュラさま、 十字架平気みたいっすww
てか、マジで いい男なんすけど ♡

ちょっと スジェってるシーンも 惹かれはしたww
