「おやすみ、ユチョン・・・ちゅっ」
あれから おやすみのキスがホッペから、唇に変わった。
恥ずかしいから、ユチョンの目は手で隠して、そっと赤い唇に唇を重ねる。
カッコよくて、可愛い 僕のユチョン。
「キミは どんな声を持ってるの?早く僕に聞かせてよ・・」
そして 僕たちは手を繋いで眠る。
ほら、こうしてると寂しくない。怖くもない。
僕は一人じゃないんだ・・・。
最近、僕は たまに朝、裸で寝ていることがある。
どうして寝てる間に服を脱いでしまってるか わからない。
しっかり服を着こんでいるユチョンの隣で僕は裸の姿で、
ピッタリとユチョンにくっついて寝てる。
初めはビックリしたし、すごく恥ずかしかったけど、
今は、『 あ、また裸だ・・ 』 って思うくらい。
そんな日が何日か続いた夜、
僕は ふいに目覚めた。
「ん、、、、重い、、、」
薄っすらと目を開けると、僕の上にユチョンが乗っかってた。
僕の顔のすぐ近くにユチョンの顔がある。
「え?・・・・え?・・・」
目を見開く僕のすぐ近くで、ユチョンの目が細められて笑顔を見せた。
「ユチョン!」
僕がガバッと起き上がったから、隣にユチョンが転がった。
僕はユチョンを上向かせて、その顔を覗き込む。
「ユチョン?ユチョン?僕がわかる?ジュンスだよ・・」
「・・・・・・。」
ユチョンはしゃべらなかった。
けど、ゆっくり、ゆっくりと 赤い唇が 僕の名前を呼ぶように動いた。
「ユチョン!・・・そうだよ、ジュンスだよ・・・・」
僕は嬉しくてユチョンに抱きついた。
泣きそうだった。
やっと、やっと ユチョンが動いたんだ!
ギュウギュウとユチョンを抱きしめる。
僕のユチョン。
僕のユチョンが動いた!
「ユチョン、、、会いたかったよ・・」
ユチョンの頬を手で包んで、その目の奥を覗いた。
ユチョンの瞳の中に僕がいる。
クシャクシャな笑顔の僕がユチョンの瞳に映っていた。
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「・・・・ ^^ 」

やっと ユチョンが動いたぁぁぁ ♡
