オレのパパ.27 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。




眠っているのか、起きているのか、チカラなく意識を彷徨わせていた。
浅い意識の中、頭にあるのは 夢の中でのこと。



あんなに 寝たのに、少し眠っていた自分に呆れた。


それでも思う。
寝ても・・・・簡単に夢なんてみないもんだな、、、


両手で顔を覆い、ため息が漏れた。
重い頭と体で むくりと ベットから起き上がる。


・・・暑い。
まだ 冬・・・だよな?

いくら家に閉じ籠っていたとはいえ、2月も終わり頃だったのは確かだ。
なのに、、、なぜ こんなにも空気がまとわりつくように 暑いのだろう。

オレは、空気を入れ替えるために ベランダに近づいた。
窓から見える景色が 冬のそれと少し違うような気がしたが、
そのまま窓を開け、外の空気を吸った。


・・・・気持ちいい・・・・



たっぷり眠って、新しい空気を吸ったせいか、頭もスッキリしたような気持ちになる。

壁にもたれて 遠くに視線を投げる。
ビルやマンションに視界を遮られながら、空に浮かぶ 白い雲を見上げた。

こんなふうに空を見上げるのは久しぶりのはずなのに、
、、、、こうやって 毎日見ていたような・・・そんな気がする。

外の景色を見ながら、自由に歩いてみたい・・・?
、、、、誰と・・・?


・・・・・は、、、バカだな、、、

アレは夢だ。
いつまで オレは夢の世界を引きずってるんだか、、、



軽く頭を振って、携帯に手を伸ばした。
・・・充電が切れてる。


充電器に携帯を任せて、シャワーを浴びに浴室へ向かった。




ん?


Tシャツを脱ぐのに、引っかかるソレ。

オレは アクセサリーは身につけない。
なのに、何かが首から ぶら下がってる。

短いチェーンの・・・ネックレス?

自分ではよく見えなかったから、鏡を覗く。


「はぁっ、、、、、」


鏡の中のオレは 大きく目を開く。
思わず、手で口元を塞いでいた。


うそ、、、だろ?

そんな、、、、そんな訳 ないよな?


震える手で、そっと ソレに触れてみる。

これは・・・・・
これ、、、は・・・・・


見覚えがある。
ジュンスが ウサギのミッキーに プレゼントしたものだ。


「はぁ、、、、はぁっ、、、、はっ、、、、」


ソレを握りしめて、鏡の中の自分の目の奥を覗き込む。


どうなってる?
一体・・・・これは どういうことだ?


洗面台に手をつき、ふらつきそうになる体を支える。


「え?、、え?・・・・」


混乱する頭に、体が震える。


そこに 携帯の着信音が聞こえた。
急いで、電話に出る。


「ユチョナ?ユチョナなの?」


母だった。


「ユチョナ?今までどこにいたの?体は大丈夫なの?」
「え?、、、あぁ、、家に・・・いた、、、と思う・・・」

「あぁ、、、、よかった・・・ゴメンね、ユチョナ・・・・」


母は泣いていた。
家を出てから、滅多に連絡をしてくることは なかった。
母は優しくて、、父には逆らえない弱い人だった。
その母が・・・泣いて オレに謝っている。

ますます 混乱する。


「何で、、、泣いてるの?」
「、、、私が、、、私が お前を守ってやれなかったから、、、ゴメンね・・・」


母は オレに連絡できない代わりに、銀行の口座の履歴をチェックしていたらしい。
金を引き出すオレに、元気でいるんだと 安心していたと。
それが、ある時から パッタリと その履歴がなくなって、オレの身を案じていたと。


「ユチョナ、、、帰ってきて、顔を見せて。
 お父さんには お母さんから ちゃんと言っておくから、、、
 ここは お前の家だから・・・ね?」


母から こんなに歩み寄ってきたのは 初めてだった。
いろんな事が 一気に押し寄せて・・・・

オレは 恐る恐る聞いてみる。


「母さん、、、オレ・・・いつから?いつから、、いなかった?」
「2月よ、、2月の半ばから 銀行の履歴がなくて・・・ユチョナ、その間どうしてたの?」

「・・・・今、、、今日って・・・何月何日?」
「今日?今日は、、6月の13日だけど?」

「・・・・・・・」
「ユチョナ?ユチョナ、どうしたの?」

「母さん、ゴメン。オレ、、、確かめなきゃ。
 今度、、近いうちに絶対に帰るから、心配しないで。
 それと・・・ありがとう。」


電話を切り、財布と携帯を持って 外に飛び出した。

目に飛び込んでくるのは、青々と茂った緑。
夏の、、、、匂い。


夕方、太陽が少しずつ 今日の終わりを告げる時間。


・・・泣きたくなった。
何かを期待して、、、、オレは・・・・泣きたくなった。



季節が冬から春を過ぎて、夏に向かっていたいた間・・・・

オレは、、、ウサギとして生きていた。


だろ?
そうだろ?

ミッキー、、、、、お前は オレの中にいたんだろ?
いや、オレがミッキーの中にいたのか?


・・・・・チカラをくれ、ミッキー。


ギュっと握られた手の中の 宝の地図。


どうか、導いてくれ。

お前がジュンスを見つけたように、
オレにも ジュンスを見つけさせてくれ。




オレは 走り出した。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



キミに出会う前から キミを愛してた
ずっと夢見ていたことが現実になったんだ

キミに出会う前から キミを愛してた
生まれてからずっと キミを待っていたような気がする






I knew I loved You ユチョンが歌った曲。
あ、上のは この曲の歌詞です。何となく、イメージにあってる気がして ^^






うふふ ^^ 
ユチョンが ユチョンとして目覚めたのは、 ユスデー ♡
さて ジュンスの元へと駆けてもらいます ^^


てか、もうすでにバテテて ^^;
記事にする気力がなく、更新もしてなかったのですが、
さきほど マリクレのメイキングを見まして・・・・元気がでたww

私はイチャこらしてる 3人が大好きです。
さて、これから キャプ作業に突入します。
余力があれば UPできるかな?