パパが泣いてる。
パパ、、、泣かないで。
パパが悲しいと オレも悲しくなる。
でも、
オレのせいで パパは泣いてるんだよな・・・・
オレ・・・しぬの?
もう パパと一緒にいれなくなるの?
そんなの・・・・ヤダ。
パパと、一緒にいたい。
一緒に…
オレが弱いから・・・
パパ、ごめんなさい。
もし、、オレがいなくなったらパパはどうするんだろう。
オレじゃない ウサギと また一緒に暮らす?
パパは オレがいなくなったら オレの事を忘れる?
・・・そんなのヤダ。
オレのこと 忘れないで。
誰にも見つからないように 存在を消すように 小さくなってた臆病なオレ。
初めて、パパに出会った日。
お尻を指で触られてびっくりしたこと。
笑ってくれた瞳が優しくて嬉しかったこと。
その手が 温かかったこと。
名前のない オレに 名前と居場所をくれたパパ。
パパ、、、オレ・・・・パパがスキだよ。
少し開けた目を ゆっくり閉じた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
・・・朝・・?
外がほんのり明るい。
オレの体は、、、、もう、ダメ・・・・なんだろう。
動物の本能・・・とでも言うのだろうか。
何となく 残された時間が少ないように感じた。
体から 何かが流れ出てる気がするんだ。
留めておきたいのに、あらがえない。
これが オレの、、、限界か。
ウサギって、、、あっけないんだな・・・。
横を見れば、パパが涙を頬に張り付けたままベットにうつ伏せて眠っていた。
ジェジュンが言った言葉を思い出す。
病院で パパがいない時に膝の上で毛布にくるまったオレに言った。
「ミッキー、、お前が心配だけど、俺はジュンスも心配だ。
お前がいなくなったら・・・・ジュンスはどうなる?
ミッキー、、、ジュンスのためにも 元気になれ、、、、な?」
そう言って、優しく優しく撫でてくれた。
オレがいなくなったら・・・パパは・・・?
昨日は 怖くてしょうがなかったのに、
今は、、、不思議なほど落ち着いてる。
泣きはらした顔。
涙の痕が 線になって 柔らかい頬に残ってる。
パパ、、、オレがいなくなったら どうするの?
また、泣くの?
パパ、もう 忘れないで・・なんて言わない。
パパが悲しむ方がイヤだ。
オレは、パパの笑った顔が大好きだ。
そして オレは 最後のチカラを振り絞る。
はっ、、はっ、、、、っ、、、う、、、、、うぅ、、、、、
苦しい。
心臓がギリギリと痛む。
いつもと違った震えが全身を襲う。
はぁ、、、、っく、、、、、、ふ、、はっ、、、、
それでも・・・・オレは・・・・・オレはっ、、、、
このままウサギの姿でジワジワとその時を待つよりも、
大きな人の姿で パパといたかった。
パパの目に映る最後の姿は、ウサギでなく 大きい人の姿でいたかったんだ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
パパ、、、オレ すごく幸せだったよ。パパの笑った顔が大好きだよ。

ヨロブン あんにょん ^^
ご無沙汰の ミッキーです。
久しぶりの お話の更新なのに、悲しいシーンから アンニョンです。
でも、みなさん お話の結末知ってらっしゃるから オッゲーだよね~ ^^
「みんな泣くなよ!ペローン ♪」
