店を出て、天を仰いで立ち尽くす。
アイツはいない。
オレのアイツはもういないんだ。
何百年も前に死んだんだ。
でも、、、似ていた。
アイツに 似ていた。
「はっ、何だコレ・・・」
自分の指先が濡れて光ってる。
顔を触った指が濡れている。
涙?
はっ、、、ははっ、、、、オレ 泣いてるのか?
何で・・・・
何で、オレは 泣いている?
あの男は アイツじゃない。
オレの、、、ミッキーじゃない。

夜の世界を 当てもなく歩き、月光が オレの影を作るのを見ながら、
記憶を手繰り寄せた。
オレがまだ人間だった頃。
それは 遠い遠い昔だ。
今みたいに文化も発展してなく、楽しみは 酒と博打と女。
そんな時代だった。
オレとミッキーは いつも一緒だった。
子供の頃から 一番の遊び相手で、何でも話せる 幼馴染だった。
ケンカもたくさんしたし、悪い事も一緒にして、大人に怒られた。
それでも、二人で一緒なら何も怖くなかった。
オレの隣には ミッキーがいて、
ミッキーの隣には オレがいて、それが普通だった。
体が弱い ミッキーの手を引き、背中を撫でて、庇ってやるのがオレの役目だった。
「ありがとう、ジュンス・・ずっとそばにいて」
ミッキーにそう言われるのが たまらなく嬉しかった。
ずっと、ミッキーを守っていくんだと、子供心に神様に誓った。
フワフワの明るい色の髪の毛。
長い睫毛の大きな瞳。
ぽってりとした唇。
ミッキーは すごく可愛くて、
女の子みたいに可愛くて、大好きで 大事なオレの幼馴染だった。
それが いつの頃からか、二人の関係は ただの幼馴染から変化していった。
好奇心旺盛な年頃の男なんて、一線を超えるのも あっという間だった。
柔らかな ミッキーの笑顔。
誘う唇。
オレを抱きしめる細い腕。
男の体なのに不思議と抵抗感もなく、オレは夢中になった。
ミッキーの甘い声に酔い、
温かな体に欲望をぶつけた。
「好きだよ、、ジュン、、、、ス・・・っ・・」
「はぁっ、、オレ、、、、オレもっ、、お前だけっ・・・」
「ぅっ、ぁ、ぁ、、、、も・・・・じゅん、、、すっ・・・」
「好きだ、、好きだっ・・・・ミッキー、、」
「あ、あ、あ、あ、、、、やぁっ、、、、」
ミッキーの細い指がオレの腕を強く握る。
苦しそうに、眉間にシワを寄せて・・・なのに、赤い肉厚の唇から漏れる甘い声。
その唇に吸い付くようにして キスを落とす。
可愛い、オレのミッキー。
オレだけの ミッキー。
「あぁ、、も、、ダメ、、、んっ、、ああっ、、、、」
「・・・・っ、、、、ふっ・・・はぁ、はぁ、、、、」
所有の証にミッキーの中に注がれるオレの欲望。
ミッキーはオレのもの。
誰にも渡さない オレの宝物。
大人に隠れて 秘密の時間を共有する。
甘い時間。
砂糖菓子のように 甘くとろける 可愛いミッキー。
ミッキー・・・オレにチカラがあったら お前を失わずにすんだのか?
オレたちが 子供だったからか?
違う。
オレたちが 男同士だったからだ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あんにょん ^^
今日から どうぞよろしくです。
アメ限 行きにしようかと思ったんだけど、
これ この話の重要な場面だから 表にだしてみた(笑)
大丈夫か?
うはははww
そう、そうそう!
スユ なんですのー ( ´艸`) うはんww
でも、この先を書けるのか 不安です。
なんせ私・・・ユス専門だからです(笑)
え?こんなんに 専門とかあるのか?(笑)
まぁ、そこんとこは 聞き流してww
てか、今日は 小学校のプール監視の日でした。
職場から小学校に直行。
屋上に設置されてるプールサイドに日傘をさして1時間半。
もう、、コッチが倒れそうだった(笑)