オレのパパ.2 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。



この家に来て数日。
今日も パパは騒がしい。


「あー!やっばい!遅刻するっ!」


ボサボサの頭で ドスドスと歩き回る。
こんな時は近寄らないのが一番。と、いうことをオレは学んだ。

昨日、蹴飛ばされそうになったからだ。
オレは 自分のテリトリーに避難して そっと パパの様子を伺う。
少し落ち着いた頃を見計らって、ご飯のおねだりをする。


パパ、ご飯・・・


オレが パパの足に前足をかけると、「ん?」 とオレを見下ろした。


「あぁ~!ミッキー おはよ。遊ぶのは帰ってからな ^^」


パパ・・・違うよ。
オレ、腹へってんの。
わかんない?

オレは後ろ足で 床をダンダン!と踏み鳴らした。

「お?なに?」

オレが鼻をヒクヒクさせると、

「あっ、あぁ~ww ご飯か!うははww」

 
パパ・・・忘れるなよ。
でも通じてよかった。

オレが行儀よく座って待ってると、


「ミッキー、ご飯食べろ~」


と、皿に ザラーっとカリカリのご飯が山盛り。
皿の周りにも バラバラと落ちる。

パパは顔は可愛いのに、大雑把だ。
オレ、こんなに食えない。


モソモソと ご飯を食べてると、


「ミッキー!行ってくるー!」 と、バタバタと走って出かけて行った。


パパの毎日は忙しい。
そして賑やかだ。
シーンと静まり返った部屋で、オレは体を伸ばす。

 
パパがいないと寂しいけど、
パパが脱いだ服は、パパの匂いが残ってて落ち着く。
満たされたお腹で、ウトウトと昼寝は気持ちよくて、心までポカポカしてくる。


この間まで、大きな人が怖くてブルブル体を震わせていたのに、
今は 何も怖くない。
大きな人もパパは特別で、この家は とても安心できる。


よかった・・・オレ、ここに来れて。
パパ、早く帰ってきて オレを撫でてくれないかな~。

パパがいないと オレ寂しいんだ。

パパが脱いだ服に顔を埋めて、また目を閉じた。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



「え?ミッキーのご飯?忘れてないよ。」

 
 

 
 
「うはんww 今朝のはセーフだってww」

 



「パパ、あれアウトでしょ。」