オレのパパ.1 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。




オレはウサギ。

毎日たくさんの 人間がオレたちを見に来る。
大きな人や小さな人。
遠慮なく伸びてくる大きな手がオレは怖い。

だから いつも他の仲間の後ろに隠れている。
誰もいなくなる夜まで 体を小さくして震えている。

他の仲間はそんな環境にすぐに慣れ、人が来ると 近づいてみたり
体を触らせたりしてる。

そんな光景を遠目で見るオレ。
臆病だって思われても、怖いものは怖い。


その日も オレはゲージの奥の方で 大きな人が何人も歩いているのを見ていた。

早く夜になればいい。
人の目がない方が安心できる。



そう思っていたのに、
オレの目に止まった 大きな人。


オレは 1人の大きな人が歩いているのをジッと息を殺して見つめていた。
なぜか わからないけど、気になった。

 『 コッチに来い 』 と心の中でつぶやいていた。

怖いはずなのに、
あの大きな人が気になって、オレは耳を立てて居住まいを正した。



大きな人が 近づいてくる度に ドクンドクン と心臓が音を立てる。
こんなのは 初めてで、ジッとしていられない。

耳や鼻が ピクピク、ヒクヒクと動く。
シッポがフリフリと勝手に揺れる。


そして、大きな人が オレたちを覗き込んだ。


 



あ、、、この人!


何だか わからないけど、直感で この人だと思った。

オレは 自分から初めて 人に近づいた。
近くで見ると 目が優しくて、吸い込まれるように 大きな人を見上げた。

ドクン、ドクン・・・あ、なんだろ。
ワクワクする!


すると お尻の毛を撫でられ、ビクンと体が反応したが、嫌じゃなかった。
それどころか気持ちよくて、嬉しくなった。 
心地よくて、もっと触ってもらいたくて、おねだりするように 大きな人を見上げた。


にぱっと 大きな人が笑ってくれたのが嬉しくて嬉しくて、
心の中が フワフワした。
こんなにドキドキして嬉しかったのは初めてだった。






そして今、オレは パパの家にいる。


「よし!お前は ミッキーだ ♪
 おい、ミッキー!今日から お前はミッキーだぞ。うははんw

 今日から 僕がミッキーのパパだからな ^^」



今日から オレの名前は ミッキー。
名前のないオレにパパがつけてくれた大事な名前。


パパが大きな手で優しく体を撫でてくれる。
やっぱり すごく気持ちいい。
それに すごく安心する。


パパ・・・

オレが見つけた 大きな人。


パパに見つめられて、体を撫でられて あまりの心地よさに、
オレは目を閉じた。



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「ご飯 あげるの忘れないようにしなきゃ~ww」

 


ジュンス、お世話よろしくお願いします。