うさぎの ミッキー.26 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。



「オレ、、ジュンスと・・・同じがよかった。」
「バカ・・・何言って、、、」

「オレ・・・」
「みっきぃ、、、、、、っ、、、ぅ、、、」


可憐な少女みたいな ミッキー。
僕と同じ姿で生まれたかったと言ったミッキー。
その言葉が切なくて、胸が苦しい。

大きな目に涙を浮かべて 一生懸命に笑顔を作ってる。
その姿が今にも消えてしまいそうで、
僕は怖くて 怖くて、涙が止まらない。

ミッキーがいなくなったら・・僕はどうしたらいい?
ミッキーがいなくなったら・・僕は・・・・

この温もりも 柔らかな笑顔も・・・・
神様、
神様・・・


「みっきぃ・・・みっきぃ・・っ・・・?・・」


僕は泣きすぎて 目がおかしくなったかと思ったんだ。
優しく微笑むミッキーの顔が霞んで見える。

ゴシゴシと目をこするけれど、その姿は光に溶けるように薄くなっていく。
握った手も 輪郭を失い、だんだんと透けていく。


「ミッキー?・・ミッキー!ミッキー!」


苦しい。
呼吸ができない。

どうして・・


「・・・みっ、、、、み、、き、、、、っ・・・」


過呼吸を起こしたみたいに 僕は呼吸を荒げて その光景を見ていることしかできない。

溶けていく。
ミッキーの体が 光に包まれて、霞んでいく。


「はっ、、、っ、、、み・・っ・・・・みっき・・・っ・・・」


そんな僕をジッと見つめるミッキーの顔は とても穏やかで優しくて可愛かった。


「パパ・・・オレも あいしてるよ・・だいすきだよ・・・」


ミッキーは その言葉を残して空気に溶けて消えてしまった。
人の姿も、ウサギの姿も そこにはいない。


「み・・・ミッキー!」


ガタガタと震える体。
手を伸ばせば まだそこにはミッキーの温もりがあった。

ここにいた。
ここに・・いたのに・・・・


「なんで・・だよっ、、、っ、、、パパって・・呼ぶなって・・・・言っただ、、ろっ・・・・」



僕・・・夢を見てたのかな。
長い、、幸せな夢を・・・見てたのかな。

ミッキー・・・



僕は ミッキーの温もりが残るシーツの上に顔を埋めた。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




「だって、パパは パパだもん ♪」

 



あ、みなさん 大丈夫っすかね (;´▽`A``

緩いコメディタッチで始まった ウサギなんですが、
私の想像を超え、
ウサギを可愛がってくださる方が多くいらっしゃって (;´▽`A``
ありがとうございます。

でもハッピーエンドで終わりますので、
もう少し お付き合いくださいね。


てか、ここ数日 疲れがとれなくて・・・明日のUPが怪しいです ( ̄ー ̄;
コメのお返事も遅れております。
すみません。
もう21時過ぎたら 睡魔との戦いで (ノДT)  もうイヤ。