うさぎの ミッキー.25 | チョンサXIA ブログ

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JYJ大好きだよ。
いつかのその日まで。
ゆせりく どハマり中。



前日 寝れなかったせいか、
僕は ミッキーがいるベットに突っ伏して、いつの間にか眠っていた。

頬を撫でられる。
それが気持ちよくて、温かくて 僕はゆっくり目を覚ます。

そこには 人の姿をしたミッキーがいて、僕の頬を撫でていた。
優しい顔で、僕を見ながら 指先で僕の頬に指を這わしていた。


「ミッキー・・・ミッキー!」

一瞬、夢を見ているのかと思った。

一気に目が覚めた僕は、ミッキーの手を握り、
ミッキーの顔を覗き込む。


「ミッキー・・・っ・・・みっきぃ・・」
「ジュンス・・・泣かないで・・」

「・・っ・・・・みっ・・きぃ・・・・」


もう 人の姿のミッキーには会えないと思っていた。
こうやって手を握り、僕の名前を呼ぶ声も聞けないと思っていた。


「み、、きぃ・・・・ぅっ・・っ・・・」

名前を呼ぶしか出来ない僕は 無力で、
流れ出る涙を止めることができなかった。

そんな僕を優しい瞳で見つめるミッキー。


「ジュンス・・・オレに、会いたかった?」
「っ、、、んっ・・・・っ・・・ぅんっ、、」

声にならなくて 頷くことしかできない。


「ごめんね、オレ・・・」
「んんっ、、、ミッキー・・は、なにもっ、、悪くないよ・・・」

「ジュンスに 心配かけてる」
「そんなことない。ミッキー・・・どこか痛い?」

「・・・オレ、、ジュンス・・に・・・・ありがとうって・・・・」
「バカ!なに、、、何 言ってんだよ・・・」

「・・・・・」
「ミッキー、疲れるだろ?もう、ウサギに戻れよ。
 元気になってから、人の姿になれよ。
 な?
 な?・・・お願いだからっ・・・・これ・・以上・・・っ、、、」


まるで  ドラマのワンシーンを見てるような気分で、
儚げなミッキーの姿が かすんで見える。


神様・・・僕に、僕に ミッキーを下さい。
お願いです・・・僕に・・・・


ミッキーの手をギュッと握りしめて、その手に口づける。
僕より少し大きくて安心できる手。
僕の愛しいミッキーの手。


「ジュンス・・・ここにもして・・」


優しい柔らかい笑顔で微笑まれ、
僕は ゴシゴシと涙をぬぐい、
ミッキーの唇に そっとキスをした。


「ジュンス・・すき。だいすき・・」 


ミッキーは 嬉しそうに ふわっと可愛い笑顔を見せた。
こんなのは嫌だ。
まるで・・まるで・・・・・


「ミッキー・・・愛してる。お前を 愛してる」




『愛してる』 ・・・僕は 僕の人生で初めての言葉を口にしていた。



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「パパ、ココにも チュウして ♪」

 
 



「ちゅっ ♪」