11月の初め、済州道の偉い人と福岡市の偉い人が話しているのをたまたま隣で聞く機会がありました。
そこで済州の偉い人が「ようやく福岡との航空便も再開することになって…」みたいなことを言っていて、「あれ、そんな話は聞いてないけどな」と心の中で思っていました。
家に帰ってから検索してみても、ニュースでは「再開する方向で検討中」みたいな記事しか出ておらず、個人のブログで「12月から再開するらしい」という噂レベルの情報が散見される程度でした。
その数日後。
こんな記事が出ました。
↓
済州島と福岡を結ぶ航空路線が復活するというお知らせ記事。
あの偉い人たちが言ってたことは本当だったんですね(当たり前)。
記事によると、この路線を運航するのは「ティーウェイ航空」。
済州と本土を結ぶ航空路線を多数運営しているLCCです。
僕もしばしばお世話になっています。
12月20日からの運航だそうです。
運航スケジュールを見ると…
TW228 福岡12:10→13:20済州 火木土日 ※火は12:20→13:35
TW227 済州10:00→11:10福岡 火木土日 ※火は10:10→11:20
となっています。
週四日運航で、時間帯も移動しやすいので助かります。
ということで、早速年末の帰省チケットを予約しました。
12月27日(土)の便で、僕が予約した時点での値段は120900ウォン(約12800円)。
済州→福岡の片道の値段なので、韓国-日本のチケットとしてはそんなに安くないですね。
でも広島に帰る利便性を考えると、これがベストな気がします。
福岡空港から博多駅まではとても近く、博多駅から広島駅までは新幹線で約1時間なので、時間的にもこれが最速です。
済州国際空港から日本へは関西国際空港と成田空港に直航便が出ていますが、成田は広島から遠すぎるし関空は大阪市内に出るまで時間がかなりかかるので、正直言ってかなり不便です。
仁川国際空港から広島空港に帰るという方法もありますが、この場合は済州空港から金浦空港(ソウルにある国内線メインの空港)に飛び、そこから地下鉄で1時間ぐらいかけて仁川空港に移動して広島行きの飛行機に乗らなければならず、まあ非常に面倒ですし待ち時間もかなり長くなります(費用はこれが一番安いかも)。
なので今回の済州ー福岡路線復活は、僕らにとっては非常に朗報なのです。
ちなみに、この路線は2020年1月まで「チェジュ航空」という別のLCCが運航していましたが、コロナの影響でなくなったままでした。
それが今回約6年ぶりに別の航空会社で復活したかたちです。
コロナ収束以来、円安も相まって韓国から日本へ旅行に行く人が急増していますし、その中でも福岡路線は人気商品の一つのようなので、済州島から福岡に行く人はわりといるような気がします。
逆に福岡から済州に来る人がどれぐらいいるかですが、僕はけっこう厳しいような気はしています。
↑
これは済州ー福岡路線再開に関する韓国語の記事ですが、最後のほうにこんなことが書いてあります。
(以下訳文)
今年9月までに済州を訪れた外国人観光客は173万8886人で、前年比15.6%増加しました。
しかし、日本人観光客は5万3103人で、前年より4.5%減少しました。
大阪と東京への直航便が再開し、日本発のクルーズの寄港も始まりましたが、観光客数は回復していません。
そのため、今回の福岡便就航は停滞している日本からの観光客誘致に新たな風を吹き込むための試みであり…(以下略)
(訳文ここまで)
ということで、済州島に来る日本人観光客は伸びてないどころか、今年はやや減少傾向にあるようです。
できれば、済州島もうまくキャンペーンを張って福岡からの観光客を増やしてほしいところですが、どうかなぁ(不安)。
恐らくこれから頻繁にこの路線を使うことになる身としては、この路線が末永く続くことを願うばかりです。
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