家を買うに当たって、それなりの数の物件を見学しました。
当初は西帰浦市一帯から、東は表善の辺り、西は中文の辺りまで考慮に入れていました。
価格は西帰浦の不動産市場がよく分からなかったので、とりあえず「1億ウォン代前半ぐらい(1千万円台前半ぐらい)」を想定していました。
物件探しはキョンアさんが担当してくれました。
キョンアさんが使っていたツールは主に次の三つ。
①不動産会社
②地元の情報誌
③タングンマーケット(情報交換アプリ)
①は、まあそのままです。
ただ韓国は不動産投資(投機?)がかなり盛んなせいか、不動産会社が日本よりかなりたくさんある印象です。
済州島も例外ではなく、少し大きい道路では頻繁に見かけます。
ちなみに韓国語では「公認仲介士事務所(コンインチュンゲササムソ/공인중개사사무소)」という言い方が一般的なようです。
②は道の脇によく置かれている二種類のフリーペーパー。
一つは「交差路(キョチャロ/교차로)」、もう一つは「五日場(オイルチャン/오일장)」。
どちらもローカルな求人情報と不動産情報を主に掲載している情報誌です。
地元の人によると不動産会社よりここに出る物件のほうが感覚的にリーズナブルな取引価格だとか。
↓道の脇に置いてある「交差路」と「五日場」
③の「タングンマーケット(당근마켓)」は韓国ではお馴染みのアプリです。
ユーザー間の中古品売買がメインですが、様々な情報交換の場としても活用されています。
ここにも不動産情報がよく上がっており、僕の見た感じではキョンアさんはこのタングンマーケットを一番よく見ていました。
実際、僕らが最終的に購入した物件も、このアプリで見つけたものでした。
キョンアさんはこれらのツールを駆使(?)して、僕らの条件に合う物件を探し、時間のある時には二人で実際に物件を見学に行きました。
そんなことを繰り返すうちに、だんだんと僕らに適当な価格・広さ・地域がより具体的に見えてきました。
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