去年の9月に家(マンション)を買い、済州島南部にある西帰浦市の西烘洞(ソホンドン)という場所に引っ越してきました。

西烘洞というのは西帰浦市の中心に位置する地域です。

僕らの家があるのは西烘洞でも山の方に少し上がった場所。

市街地からやや離れた、ミカン畑が広がる、なかなか田舎っぽい所です。

 

そんなわけで地域住民が散歩している以外は、ほとんど人通りもないのどかな場所なのです。

ところがある日、僕らのマンションの入口に見知らぬ男性二人が。

突然声をかけられて、こんなものを渡されました。

 

↓こんなもの

 

…宗教の勧誘でした。

 

何やらイベントがあるので、ぜひ来てくれとのこと。

イベント会場もこの冊子に書いてありました。

その場所とは「여호와의 증인의 왕국회관」、日本語にすると「エホバの証人 王国会館」(!)。

ああ、エホバか。

 

近所にエホバの証人の集会所があることは知っていましたが、急に来られたのでちょっとびっくりしました。

 

↓その集会所(王国会館)

 

ところがその数日後…

 

家の近所を散歩していると、若い外国人(白人)に韓国語で声をかけられきました。

もしやこれは…と思っていると案の定。

「宗教に興味はありますか?」

 

そのまた数日後…

 

最近知り合った、地域のゴミ収集所の管理をしているおじさん(ガーデニングが趣味)から、花を分けてやるから家に来てくれと電話がありました。

妻と一緒に行ってみると、向こうも夫婦で出迎えてくれました。

花の話とか日本の話で一通り盛り上がった後、奥さんがおもむろにポケットから何かを取り出し…!!

 

!!!!

 

奥さん、お前もか!!

 

どうやら夫婦そろって信徒だったようです。

 

さらにその数日後…

 

散歩をしていると、道端のヨモギを摘んでいる二人連れのおばさんに遭遇。

妻がいつもの調子で声をかけ、ヨモギ談義に花が咲きました。

その二人のうち一人がとても社交的なおばさんで、自分も韓国本土から移住してきたとか、西烘洞に住んでるいるとか、10分ぐらい立ち話。

その場はそこで別れました。

 

翌日、妻を職場に送って家に帰る途中、年齢層の高い謎の集団を発見。

彼らの手には予想通り例の冊子が握られていました。

一人のおじさんに声をかけられたので、「冊子ももらったし、イベントの話も聞いた」と言って、早々に退散しようとしたその時。

「イベントは今夜ですから、必ず来てくださいね」と女性の声。

何気なく顔を見ると…昨日のヨモギおばさんじゃないか!

 

……西烘洞で愛想よく話しかけてくる人は、ほとんどエホバなんでしょうか。

 

僕らがたまたま知り合った人だけでもこんなにいるということは、結構な人数がこの付近に住んでいるのかもしれません。
 
エホバの証人ことを詳しく知っているわけではないし、信仰は個人の自由なので別にいいんですが、どういうふうにご近所づきあいすればいいのかやや悩ましいところです。
毎回勧誘されたりしたらめんどくさいし、その都度断るのもアレですし。
そもそも愛想よくしてくれるのは勧誘のためなのかなと勘繰ったり。
まあ、毎回はっきり断ってれば向こうも諦めて、布教活動抜きの付き合いができるのかもしれませんが。
 
ということで、エホバ村に住んでいます(こんな結論でいいのか)。
 
 

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