4月10日に韓国の国会議員総選挙がありました。
全国的に野党「共に民主党」が圧勝して議席をかなり伸ばしたようです。
ちなみに、韓国では国会議員の総選挙と大統領選挙の日は休日となります。
フリーランスで仕事している僕にはあまり関係ありませんが。
済州島の選挙区は三つ。
済州市甲選挙区、済州市乙選挙区、西帰浦選挙区です。
選挙区の区分を「第一」「第二」ではなく「甲」「乙」で表しているのがなかなか乙ですね。
以下、おなじみ「ハルラ日報」の記事を一部抜粋して翻訳します。
今回の選挙結果を伝えるこの記事。
済州地域第22代国会委員選挙において、共に民主党の候補者が三つの選挙区すべてを席巻した。これで民主党系候補は(済州地域の)選挙において六連勝となった。
(中略)
済州市甲選挙区の当選者ムン・デリン氏は7万8876票(62.88%)を獲得し、競争相手である「国民の力」所属コ・グァンチョル候補(4万6503票)に3万2273票の差をつけて勝利した。
済州市乙選挙区の当選者キム・ハンギュ氏は7万8774票(64.64%)を獲得し、2位の「国民の力」所属キム・スンウク候補(3万8948票)に3万9826票の差をつけて再選を果たした。
西帰浦市選挙区の当選者ウィ・ソンゴン氏は5万3831票(54.00%)を獲得し、競争相手の「国民の力」所属コ・ギチョル候補(4万5841票)に7990票の差をつけて3選を果たした。
(後略)
ということで、済州地域の国会議員は全員「共に民主党」所属の人物が選出されました。
現在の済州特別自治道のオ・ヨンフン道知事も「共に民主党」なので、しばらくは「共に民主党」一色のような状況が続きそうですね。
ちなみに前任の知事ウォン・ヒリョン氏は「国民の力」所属でしたが、中央政界に進出するために数年前知事を辞職しています。
日韓関係について言うと、一般的に保守系政党(今は「国民の力」)が親日的な政策を好むので、日韓関係は相対的によくなる傾向があります。
逆に進歩系(今は「共に民主党」)は反日的な政策を好むので、日韓関係は相対的に悪化することが多いのです。
キョンアさんは選挙に行ってきたようですが、誰に投票したのかは不明(僕もあまり興味がない)。
僕は投票権もないので特に何か言うことはありませんが、あんまり政策が極端に振れて僕の商売(通訳・翻訳・日本語教師)に影響が出ないことを祈るばかりです。
※次は日曜日に更新します
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