僕の実家は広島県安芸郡坂町というところです。
坂町を含む広島県各地では、この時期に「とんど祭り」と呼ばれる伝統行事が行われます。
実家のある坂町西側地区では昨日(1月6日)、その「とんど祭り」が行われました。
今回はキョンアさんも滞在中ということで、一緒に見に行ってきました。
「とんど祭り」というのは年神(歳徳神)を祭る行事。
わらなどをくみ上げて櫓を作り、それを盛大に燃やします。
日本各地に残っている習慣で、地方によっては「どんど」とも呼ばれているようです。
↓とんどの櫓

上の写真ではキョンアさんが持っているのは正月飾り。
とんど祭りでは正月飾りを燃やして、一年の無病息災を祈る伝統があるんですね。
こちらの写真には焚き木が映っています。
この火を櫓につけて燃やします。
なかなかの迫力ですね。
地方によっては、もっと大きな櫓を組んでやるところもあるそうです。
この火で正月飾りを燃やしたり、鏡餅を焼いたりします。
焼いた鏡餅も縁起物だということで、その場で食べる人も。
ただかなり表面が焦げるので、経験上それほどおいしくありませんが(笑)。
↓この竹の先に餅がついている
↓竹についた餅を見てうらやましがるキョンアさん
餅を焼けなかったことをかなり残念がっていたキョンアさん。
来年もしこの時期に実家にいれば、どこかで竹を調達して餅も焼きたいと思っています。