しばらく済州島にいることになった、と前回の記事で書きました。

 

今、僕たちは済州島の中でも最もにぎわっている「新済州」という地域に住んでいます。

いろいろ事情があって一時的にマンションを借りているのですが、これはあくまで一時的な住居。

適当な引っ越し先が見つかれば、そちらに移る予定です。

 

ということで、ここに住んでいる間に新済州について少し紹介しておきたいと思います。

 

 

まず、済州島の地図を見てみましょう。

この地図を見ると分かりますが、済州島ってかなり横に長い形をしています。

その横軸の中心に青い線を引いておきました。

この線の北側が大きな意味での済州(チェジュ)市、下が西帰浦(ソグィッポ)市です。

 

ただ、これはあくまで行政上の大きな単位。

僕らが一般的に「済州市」と呼ぶ地域はこれとは異なります。

 

2番目の地図では赤く丸をつけておきましたが、見えるでしょうか。

この赤丸の部分が小さな意味での済州市となります。

済州市内とか都市部という時は、この地域を指します。

 

こちらは済州市だけの区画地図。

何となく心臓みたいな形(?)をしています。

 

この済州市は普通さらに「新済州(シンジェジュ/신제주)」と「旧済州(クジェジュ/구제주)」に分類されます。

新済州というのは新市街地、旧済州というのは旧市街地のことです。

かなりざっくりですが、下の地図で赤く囲ったところが新済州、青く囲ったところが旧済州です。

 

 

僕らが今住んでいる新済州は済州市の北西エリアにあたります。

このエリアには済州国際空港や伝統五日市場、済州市のランドマーク「ドリームタワー」などがあります。

また、イーマートやロッテマートといった有名大型スーパーもあり、繁華街は飲食店であふれています。

行政関係では済州道庁(日本でいう県庁)、大学関係では漢拏(ハルラ)大学・済州観光大学が所在しています。

 

一方、旧済州の方は北東エリア。

ここには海路を本土と結ぶ済州港、済州最大の市場である東門市場があります。

イーマートなどの大型スーパーもありますが、新済州に比べると全体的に規模が小さく古いお店が多い印象。

行政関係では済州市庁(日本でいう市役所)、大学関係では済州大学・済州国際大学があります。

 

こう見てみると、なかなかバランスよく分かれていますね。

新済州の中心部と旧済州は実際には車で20分ほどの距離しかないのですが、バスで行くことを考えるとそれなりに遠い感じがします。

最近は僕も旧済州に行ってくると「隣町に行ってきたなあ」と思ってしまいます。

 

ということで、ここにいる間に新済州のことを少しずつ紹介していきたいと思っています。

 

 

※ 次は水曜日に更新します

 

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