先日のことですが、自動車免許証の更新を行いました。
今回は普通の更新ではなく、有効期限が切れて失効した免許証の更新。
失効免許証の更新にもいくつか種類があるようですが、僕が今回行ったのは……
「失効後、6か月を超え、3年以内の方(海外旅行、入院等のやむを得ない理由により、失効した場合のみ)」(「広島県警察HP」より)
を対象にした更新でした。
ということで、今日は備忘も兼ねてその手続きについて書いておきます。
僕は広島に本籍地・住所があるので、免許の更新は広島県運転免許センターで行います。
普通の更新なら警察署でもできますが、失効免許証の場合は必ず免許センターへ行かなければなりません。
必要書類は以下の通り。
- 失効した運転免許証
- 申請用写真 1枚
- 本籍(外国人の方は国籍)の記載された住民票(個人番号(マイナンバー)が記載されていない住民票)の写し 1通
除票されている場合は、他に必要書類があるので、免許センターに問い合わせる。 - やむを得ない理由を証明するもの(パスポート、医師の診断書、在所証明等)
- 外国の運転免許証(持っている人だけ。1年以上の運転経歴が必要)
- 手数料 4450円
僕は今回、該当期間に韓国に滞在しており、コロナの影響などで帰国が難しかったことを期間外更新の理由にしました。
そのため、4の「やむを得ない理由を証明するもの」としてパスポートを準備しました。
ここで注意点。
パスポートは「事情の発生・終了が確認できるもの」でなければばりません。
具体的には、最後の日本からの出国日時と最後の日本への入国日時が分かるよう、パスポートに出入国スタンプが押されている必要があるのです。
具体的には、最後の日本からの出国日時と最後の日本への入国日時が分かるよう、パスポートに出入国スタンプが押されている必要があるのです。
「自動化ゲート」を利用すると、パスポートに出入国のスタンプが押されないので、その場合は税関の担当者に申し出てスタンプを押してもらわなければなりません。
スタンプが無い場合は、法務省に個人情報の開示請求を行わなければならないということで、けっこう面倒くさいようです。
5の「外国の運転免許証」(取得後1年以上)も実はけっこう重要です。
僕の場合は、2021年1月に韓国の運転免許証を取得しており、約2年が経過しているのでこれを持参しました。
これがない場合は、免許証を再取得した日から1年間は「初心運転者」の扱いとなるのです。
なので当然「初心者マーク」を貼ることが義務付けられます。
もし外国の免許証があれば、この義務は回避できます。
期限切れ免許証の更新は平日の①8時30分~9時、②13時~13時30分に手続きできます(広島県運転免許センター基準)。
免許センター自体は日曜日も営業していますが、期限切れ免許証の更新はできないようです。
場所は通常の更新窓口ではなく、期限切れ更新専用の窓口です。
広島県運転免許センターの場合は2階の28、29番窓口でした。
この手続きの際に「運転免許試験失効手数料」1900円と「優良講習手数料」500円を支払います。
僕は13時に手続きを始め、13時30分から優良運転者講習を受けました。
優良運転者講習は30分程度で終わります。
その際、免許証の裏側にスタンプをもらいます。
↓免許証の裏側はこんな感じになる
講習が終わると今度は視力検査と免許用写真の撮影があります。
その際、「免許証交付手数料」2050円を支払います。
それらが終わって20~30分程度待つと免許証が交付されます。
ここで一つ注意点。
この更新では有効期限が5年ではなく、5回目の誕生日までとなります。
なので、誕生日がもうすぐ来る状態で更新すると、実質上の有効期限は4年ぐらいに縮まってしまいます。
僕は1月5日が誕生日なのですが、この更新を何と前日の1月4日にしてしまったため、有効期限は4年と1日になってしまいました(笑)。
みなさん、気をつけましょう。
ただ、海外滞在が理由の期限切れ更新では、外国から入国してから2週間以内(だったと思う)に更新手続きをしなければならないので、なかなか日程調整は難しいものがあります。
ということで、今回は海外長期滞在者の自動車運転免許証期限切れ更新についてでした。
参考になれば幸いです。