3年ぶりに地元に帰ったということで、お土産探しにスーパーをめぐっています(笑)。
僕の地元は広島県安芸郡坂町という、まあ地方の中の地方です。
だがしかし!わが地元が誇る大型スーパー「フジグラン安芸」で韓国食品が売られていたのです!!
これも韓流のおかげなんでしょうか。
いくつか写真に撮ってみたので紹介してみます。
↓韓国食品コーナー
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真ん中の「ノグリラーメン」は僕とキョンアさんが韓国で一番よく食べるインスタント麺。
「ノグリ(너구리)」というのはタヌキのことですね。
「チャパゲティ」も韓国では定番の中華料理「チャジャンミョン(짜장면)」のインスタント版。
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「ブルダック炒め麺」は激辛が売りのインスタント焼きそば。
「불닭」は素直に音訳すれば「プルダク」のような気がしますが、あえて「ブルダック」にしたのは「ブルドッグ」に引っ張られたのかなあ(関連性は全くないけど)。
もともとの名前は「불닭볶음면」で、「불닭」は〈激辛〉、「볶음면」は「焼きそば」という意味です。
これも素直に翻訳すれば「激辛焼きそば」になりそうですが、商品名は「ブルダック炒め麺」と完全に外してきてます。
「炒め麺」という言葉ってそもそも日本語にあったのかしら?
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こちらはお馴染み「辛ラーメン」です。
韓国では「ラーメン(라멘)」と言えば日本風のラーメンを指し、韓国風のインスタント麺は「ラミョン(라면)」と言っていますが、日本に入ると結局これも「ラーメン」になってしまうんですね。
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右に写っている「旨辛海鮮ちゃんぽん」はなかなか上手い翻訳ですね。
原名は「맛짬뽕(マッチャンポン)」で、「맛(マッ)」というのが「味」とか「おいしい」という意味なので、これを「旨辛」と訳したのは秀逸だと思います。
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最後にこれ。
真ん中に写っている「サリ麺」です。
これが今回発見した最もすごい力技……というか翻訳を完全に放棄した商品名ですね。
元の商品名は「라면사리(ラミョンサリ)」で、「라면(ラミョン)」は〈ラーメン〉のこと、「사리(サリ)」は細長いひも状のものを巻いてまとめたものを指す名詞です。
要するにスープ抜きのインスタント麺だけが入っている商品なんですが、確かに「サリ」は翻訳しにくいとは思います。
しかし、「サリ麺」では日本の消費者にはどういう商品化全く伝わらないような……。
まあ、韓国料理が好きな人はもう知ってるんでしょうね。
あと、「サリ麺」のメーカーが「オットギ」になってるのも気になるなぁ。
メーカーの韓国名は「오뚜기」ですが、どう考えても普通に訳したら「オットゥギ」になると思う。
字面の問題なんでしょうかね。
ということで、韓国食品の日本名もなかなかカオスですね。
商品名や会社名というのは単純な翻訳とはまた違うことがよく分かりました。
※ 次は金曜日に更新します
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