済州大学は今週の水曜日に期末試験が終わり、今学期の日程は終了しました。
この時期になると恒例なのがこの光景。
寮を離れる学生たちが家に送る郵便物の山です。
さらにもう１つの風物詩。
やはり寮住まいの学生たちが最後に捨てていく大量のゴミ。
分別もきちんとしておらず、あまり気持ちいいものではありません。
それはともかく、この時期に学生たちは一斉に帰省して行きます。
多くの学生が韓国本土から来ているので、飛行機に乗って帰ります。
ところが今年は……
期末試験翌日にまさかの大雪!!
済州島は四国と同じぐらいの緯度にあり、わりと温暖な気候なのですが、それでも年に数回雪がふります。
そうなると、道路が凍結して車で外に出られなくなってしまいます。
スノータイヤやチェーンがあればいいのですが、年に数回の雪のために準備している人は少ないようです。
↓動けなくなって乗り捨てられた車たち(済州大学で撮影)
それでも大学正門まで行けばバスも出ていますし、タクシーも大抵は来てくれます。
しかし、今回は済州島全体に警報が出るほどの大雪＋暴風ということで、本土行きの飛行機が軒並み欠航になってしまいました。
雪は土曜日まで降るらしく、それまでに帰省しようとしていた学生たちの多くが立ち往生する事態に。
結果として、多数の帰省難民が発生しました。
これを受けて日本人留学生も一部が影響を受けています。
22日~23日にソウルや日本へ移動予定だった人が、フライト欠航で足止めを食ってしまったのです。
その結果……
昨日22日の写真です。
もともと23日にソウルへ行く予定だった人、同じく23日にご両親がソウル経由で済州島へ遊びに来る予定だった人……。
みんな予定が狂ってしまい、とりあえずウチで慰労会が開催されました（笑）。
結局みんな予定を日曜日に延期することになり、急にぽっかり時間が空いてしまうことに。
ということで……
今日はみんなで雪だるまを作って遊びました（笑）。
青春だなあ。
若いっていいなあ。
とはいえ今回は久々に自然の猛威を切に感じさせられました。
それと同時に、こんな時は柔軟に考えて、そういう状況でも楽しむ工夫が大事。
みんなの笑顔がそんなことを思い出させてくれた2日間でした。
