この書類は「위반사실 통지 및 과태료부과 사전통지서」、直訳すると「違反事実通知及び過料事前通知書」です。
ここの「違反」は交通違反のこと、「過料」は罰金ですね。
要するに、スピード違反したので罰金を払えという通知でした。
韓国にはスピード違反や信号無視などを監視するカメラが交差点などに非常に多く設置されています。
済州大学の付近にも数台あるのですが、それらのカメラについてはどこにあるのか熟知しています。
でも、僕が今回ひっかかったのは大学からやや離れたところにある(そしてあまり頻繁に通らない道路にある)カメラでした。
普通、僕は車についているナビゲーションをつけて運転します。
韓国のナビは監視カメラの場所を全部教えてくれるので、基本的にはそれに気をつければ引っかかることはないはず。
では、今回はどうして引っかかったのか。
たぶん、この時はナビを一時的に切っていたのだと思われます。
この道路は平均速度40キロで走るよう規定されているのですが、ナビがそれを感知してわずかでも速度が上回るとものすごくうるさい音で教えてくれるのです。
あまり良くないのですが、僕はその音があまりにうるさいので、一時的に切ってしまうことがあります。
この道のカメラの位置もよく知っているという油断もありました。
「通知書」を見ると、法定速度が40キロの所を51キロで通過しています。
たぶん、僕は40キロ制限を50キロ制限と勘違いしていたのではないかと思われます。
まあ、それでも1キロオーバーしていますが、それぐらいのオーバーは普通見逃してくれます。
でも、さすがに11キロオーバーは見逃してくれませんよね。
ということで、罰金を食らってしまいました。
金額は3万ウォン(約3150円)でした。
金融機関でも支払いできるということでしたが、警察に直接行けば少し安くなるということで、最寄りの派出所に出頭して来ました。
↓最寄りの「アラ派出所」
聞いたところ、金融機関で支払った場合、罰金は3万2千ウォンと2千ウォン高くなるようです。
警察署で本人確認後に支払う場合はそれが3万ウォンで済むとのこと。
何かおもしろいシステムですね。
この派出所ではほとんど罰金処理をしたことがなかったらしく、巡査のおじさんたちが「これどうしたらいいんだ?」とワタワタしていました(笑)。
普通、派出所ではなく、地区ごとにある警察署に行って処理する人が多いようです。
それでも、やや時間はかかったものの、ちゃんと処理してくれました。
ともあれ、今後交通違反には十分気をつけようと思います。
罰金も痛いですし。