6月いっぱいで1年間続けていた翻訳のアルバイトを辞めました。
アルバイトを始めたのは去年7月のことでした。
大学院の先輩に教えてもらった、韓国語のニュースを日本語に翻訳するアルバイト。
もうやめちゃったので書いてしまいますが、「WoW! KOREA(ワウコリア)」というサイトのニュース翻訳でした。
↓「ワウコリア」
僕が担当したのは、芸能ニュースの翻訳と中国ニュースの翻訳でした。
ちょうど僕がバイトに応募した時が、「ワウコリア」が中国語のニュース翻訳を始めようとしていた時期と重なったようで、僕は韓国語の翻訳に加えて中国語の翻訳もすることになりました。
バイト時間は変遷を経ながら、最終的には午前6時から7時まで中国のニュース(主に中国と台湾の関係について)を翻訳し、午後5時から6時まで韓国の芸能ニュースを翻訳するという形に落ち着きました。
翻訳する量の基準ははっきり言われませんでしたが、僕は1時間に2~3本のニュースを翻訳しました。
このバイトで良かったのは、僕が翻訳した記事が「ワウコリア」のサイトだけでなく、「Yahooニュース」にも掲載されることでした。
「Yahooニュース」は見る人が多いので、翻訳した記事が注目されればコメントもたくさんつきました。
それが刺激になって1年間続けられたと思います(1日2時間ずつ翻訳するのもわりと疲れます)。
一番印象に残っているのは、『イカゲーム』という韓国ドラマ関連の記事です。
ドラマの中に架空の電話番号が登場するのですが、それが現実に存在する電話番号だったため、番号の持ち主に電話が殺到して困っているというような内容でした。
この記事にはコメントが1000件近くつきました(後にも先にも最高記録でした)。
中国関係の記事では、中国と東南アジアの国境地帯をさまよっている象を中国政府がどのように保護しているか取材した記事が印象的でした。
また、中国の地震被災地などで活躍した救助犬が亡くなったという記事も、個人的にうまく翻訳できたなぁと思っています。
こういう地味な記事も好きな人がいるらしく、好意的なコメントがついていたのもうれしかったです。
ワウコリアとYahoo!の提携が解消されたみたいで(たぶん中国関係の記事が問題になったと推測しています)、現在は全ての記事が消されてしまったようです。
ワウコリアのサイトの方でも過去の記事は消えていくようなので、上の記事はもう見られません。
それなりに一生懸命翻訳したものが、泡のように消えてしまうのはちょっとむなしい感じもしますが、まあニュースの翻訳ってそういうものなのでしょう。
何はともあれ、1年間ほぼ毎日翻訳をしたということは、ちょっとした自信になりました。
※ 次は月曜日に更新します
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