済州大学は済州島では桜の名所として知られています。
 
先週と先々週ぐらいがピークで、大学前の桜並木(正門側)にも大勢の人が押し寄せました。
 
一方、後門側の桜並木はわりと閑散としていて、散歩するには打ってつけでした。
 
そんな桜の中で、この桜はやたらと花びらがたくさん落ちていました。

 
地面をよく見ると、花びらではなく花が一個一個完全な形で落ちています。
 
何だろうなぁと見上げたところ……
 
この記事を読むと、桜の蜜を吸うのはスズメだけではなく、ヒヨドリやメジロもやるようです。
実際、済州大学構内にはヒヨドリもメジロもいて、直接観察することができました。
 
ただ、スズメの場合はくちばしが短すぎるため、正面から顔を突っこんでも蜜を吸えないとのこと。
そのため、花をちぎって後ろ側から蜜を吸うみたいです。
蜜を吸ったら、その花をそのまま落としてしまうので、スズメが蜜を吸った木の下には花びらではなく花が丸ごと落ちるというわけです。
 
あるサイトには、スズメが花を落とす花はせいぜい10~20個程度だと出ていましたが、僕の見たところそんなに生易しいものではありません。
1つの木で数羽のスズメが同時に蜜を吸っているところを観察したのですが、もうひっきりなしに花が落ちてきました。
スズメの集中攻撃を受けた桜の木は、明らかに他の木よりも早く坊主になってしまいます。
 
なかなか凄まじい威力なのです。
 
スズメを見る目が少し変わった瞬間でした。
 

※ 次は水曜日に更新します

 

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