ていうか……
こんなにいっぱいおったんかい。
14人立候補しているようです。
とはいえ、有名どころは立候補番号1から4番だけ。
1番がイ・ジェミョン、2番がユン・ソギョル、3番がシム・サンジョン、4番がアン・チョルスです。
しかも、この4人の中でもイとユン以外は箸にも棒にもかからないという状況。
……誰やねん!
立候補番号の後半は、どうも売名行為の温床となっているようです。
9番候補「キム・ドンヨン」。
そう、彼もあの「金ドン」です。
↓「金ドン問題」について
上の記事で、どうも韓国には「キム・ドン〇〇」という人が多いという話を書きました。
僕の友達にもキム・ドンフン、キム・ドンギュ、キム・ドンミン、キム・ドンギュンがいます。
これについてキム・ドンフンさんに聞いたところ、この「ドン」は漢字ではたぶんみんな「東」だということです。
韓国では氏族社会の習慣の名残で、その一族の第何代目にあたる男性の名前には必ず特定の漢字を使わなければならない、ということがあるそうです。
例えば、ソウル出身の「金氏」一族で第103代目にあたる男性はみんな「大」を名前に入れなければならない、みたいな(これは僕が勝手に作った例です)。
で、彼らの「ドン(東)」もそういう決まりの下につけられた名前だとのこと。
どおりで「金ドン」が多いと思いました。
ようやく謎が解けました。
それにしても、「キム」姓が圧倒的に多い中で、漢字の一文字目まで決められてしまうということは、同姓同名の人が氾濫するという事態を引き起こすことは目に見えています。
ここら辺も、外国人が韓国人の名前を覚えにくい要因の一つになっているのではないかと思います。
まあ、韓国人同士でも時々間違えていますし。
そういうこともあってか、最近の子どもはそういった制約に関係なく名前を付けることが多いようです。
「金ドン問題」も数十年後には解消されるのかもしれません。