いつも決まり事のように「次は月曜日/水曜日/金曜日に更新します」と書いてるんですが、まただんだん守れなくなってきました。
申し訳ないですが、あんまり気にしないでくださいね(まあ誰も気にしてないとは思いますが)。
あれはあくまで「目標」のようなものと思っておいてください。
じゃあ書くなと言われそうですが、書かないと書かないでブログの更新が面倒になりそうなので。
というわけで、今日はブログが滞りがちな理由というか言い訳を書いておきます。
またまた出ました。
今学期の済州大学通訳翻訳大学院(韓日科)1年生の時間割。
この大学院らしからぬタイトなスケジュール!
先学期も同じ数の授業があったのですが、ちょっと密度が違うかも…という話です。
何しろ課題が多い(課題じゃないと言いつつ結局のところ課題というような課題が多い)。
授業の進度も速いし、内容も濃い(気がする)。
今週で一応、10個ある授業が一回りしました。
僕らの同期は僕も含めて8人いるのですが……
その8人全員が10個ある授業のどれがどれか、どの課題がどの先生の何の授業かさっぱり把握できていない、という未曽有の事態が発生しているのです!
教室で顔を合わせると、とりあえず「この授業って何やるんだったっけ?」という挨拶から会話が始まる始末(笑)。
なので、この場を借りて今学期の授業内容をザっと整理しておくことにします。
【月曜日】
3・4コマ「文章句訳BA」……テキスト(池上彰『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』)のST(日本語→韓国語)。
5・6コマ「逐次通訳AB」……演説文のST + 演説文の逐次通訳(韓国語→日本語)
【火曜日】
3・4コマ「逐次通訳BA」……ニュース記事などの逐次通訳(日本語→韓国語) 1時間は先生が、もう1時間は学生が読みを担当 担当学生は事前に資料を作成する。
5・6コマ「日本社会」……学生の発表が中心の授業。1時間は担当の学生がB言語で日本または韓国の歴史について発表(日本人学生は韓国の歴史、韓国人学生は日本の歴史を担当) もう1時間は全員でB言語による3分間スピーチ(発音・表現のクリティックあり)
【水曜日】
1・2コマ「聴取実習」……日本語と韓国語で同テーマのニュースをシャドーイング。課題はなし。
3・4コマ「専門用語」……日本語の記事を韓国語にST。時事問題が主。STに入る前に単語の小テストがあり、STともども毎週予習が必要。
5・6コマ「一般翻訳AB」……韓国語の文章を日本語に翻訳し、先生と一緒に表現の良しあしを検討する。毎週課題が出され、月曜日の朝までに翻訳したものを提出する。
【木曜日】
1・2コマ「高級日本語作文」……ペアを組んで課題テキストの翻訳案を制限時間内に討論し、ホワイトボードに書いて発表。先生がそれを見ながらクリティックや解説を行う。また、残った時間で学生の1人が別テキストのシャドーイングを行い、他の学生はその内容を要約する。
3・4コマ「一般翻訳」……韓国の新聞社が日本語で発表している社説を担当者が翻訳し、韓国語の原文と比較しながら、担当者が気づいた疑問点・問題点をまとめて発表する。他の学生はそれを題材に討論する。(ちなみに、朝鮮日報・ハンギョレ新聞・中央日報・東亜日報がオンラインで日本語で社説を発表している)
5・6コマ「日本語主題討論」……演説文のST。特に前後の「あいさつ」をどう通訳するかに焦点をあてる。学期の前半にはB言語の演説文を読む練習も行う。
ザっとこんな感じです。
ザっとと言うには密度が非常に濃いですね。
前にも書きましたが、「ST」は「サイトトランスレーション」の略。
文章を目で見ながら別言語に通訳していく練習です。
「逐次通訳」はメモを取りながら通訳していく方法。
「B言語」は母語ではない方の言語という意味です。
僕らの学科の場合、日本人なら韓国語、韓国人なら日本語がB言語となります。
始まって早々このタイトでハードなスケジュールに少々面食らっておりますが、まあ徐々に慣れていくでしょう。
ブログもなるべく遅れず書けるようがんばります。
※ 次は月曜日に更新します
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