済州大学には『済州大新聞(제주대신문)』という学生が発行しているフリーペーパーがあります。
全部で8ページぐらいの新聞で、大学内の話題や済州島のニュースを紹介しているようです。
「学生会館」においてあるので、時々もってきて読んでいます。
で、済州大学の紹介もかねて、たまに済州大新聞の内容を紹介してみようかなと思います。
厳密にいうと、済州大新聞にも著作権があって、その内容を無断で載せたり翻訳して公開したりするのは著作権法にひっかかる可能性があります。
が、まあ学生が無料で発行しているものですし、たぶん世間的にそれほど知られていないものなので、許してもらうことにしましょう。
済州大学の広報という意味でも、紹介してもらったほうが嬉しいでしょうし(勝手な解釈)。
ということで、今日は5月26日付の済州大新聞1面の内容を見てみたいと思います。
この日の見出しは「数字で見る済州大学(숫자로 보는 제주대학교)」。
9つの数字がイラストと一緒に出ています。
その下に小さい数字の説明がついています(印刷が悪くて読みにくい)。
その一部を簡単に紹介してみると……
最初の数字は「1」。
ここの説明には「済州大学は済州島唯一の総合大学であり、国家拠点国立大学である」と書かれています。
「国家拠点国立大学」というのは、国立大学のなかでもちょっとハイクラスの大学、というぐらいの意味でしょうか。
もっとも、ほとんどの国立大学が「拠点大学」に該当するようですが……。
次の数字は「3」。
これは済州大学が3つキャンパスに分かれていることを指しているそうです。
済州大学には「アラキャンパス」「サラキャンパス」「チョムダンキャンパス」という3つのキャンパスがあります。
僕の通う通訳翻訳学科は「アラキャンパス(아라캠퍼스)」にあります。
「アラキャンパス」が面積も一番大きく、学科も一番多いようです(ほかのキャンパスには行ったことがありませんが)。
ちなみに「アラ」というのは地名で、漢字では「我羅」と書きます。
その次は「15」。
これは済州大学にある学部の数だそうです。
その内訳は「人文学部」「社会科学学部」「経済学部」「師範学部」「生命自然科学部」「海洋科学部」「自然科学部」「工学部」「教育学部」「獣医学部」「芸術デザイン学部」「未来融合学部」「医学部」「看護学部」「薬学部」とあります。
「師範学部(사범대학)」と「教育学部(교육대학)」のちがいがよくわかりませんが……。
少し飛んで、次の数字は「69」。
済州大学は今年で開学69周年だそうです。
1952年の設立なので、1948年に韓国という国が樹立されてから4年目にできたんですね。
最後は「528」。
これは、現在済州大学に在籍している留学生の数だそうです。
以外に多いですね。
この中にはもちろん僕も含まれています。
済州大学の基本情報が少しわかりましたね。
では、おもしろい記事があればまた紹介します。
※ 次は金曜日に更新します。
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