昨日のこと。
7時の始発フェリーで蘆花島(ノファド)から海南(해남/へナム)へ移動。
海南というのは全羅南道の西南端に位置する都市です(正式には海南郡)。
蘆花島からは約30分の船旅。
蘆花島から一番近い都市だと言えます。
今回、僕らが海南へ行ったのは、義母の定期検診のため。
蘆花島には大きな病院がないので、検査や手術などのため、海南まで行かなければならないのです。

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7時の始発フェリーで蘆花島(ノファド)から海南(해남/へナム)へ移動。
海南というのは全羅南道の西南端に位置する都市です(正式には海南郡)。
蘆花島からは約30分の船旅。
蘆花島から一番近い都市だと言えます。
今回、僕らが海南へ行ったのは、義母の定期検診のため。
蘆花島には大きな病院がないので、検査や手術などのため、海南まで行かなければならないのです。
今回は僕が車を運転できるということで、義父もついでに耳鼻科で検診を受けようということに。
フェリーが着くのは海南郡の南端にある「タンクッマウル(땅끝 마을)」。
直訳すると“地の果ての村”(ちょっと不気味な名前ですね)。
そこから海南の市街地までは車でさらに40分かかります。
義父母の検診を終えた我々は、海南まで来たついでにショッピング。
普段なかなか出て来れないので、"ついで"が大事です。
まず、農業用品のお店で畑用の農薬を購入。
それから、ダイソーで義父母の小物を購入。
次にロッテリアへ行き、義理の嫂(義兄の奥さん)が好きなエビバーガーを購入。
さらに、揚げパン屋でクァベギ(꽈배기;ねじりパン)を購入(これも義兄夫婦の好物)。
いずれも島では買えないものです。
これらの用事を全部すませて、いざ蘆花島に帰ろうとタンクッマウルへ。
フェリーのチケット売り場に行ったところ、窓口が全部しまっていました。
……む……嫌な予感……。
隣にある売店に行き、レジのおばちゃんに事情を聞いたところ……
「今日は風が強いから船は出ないよ」
…………………………。
一同絶句。
人間、本当に驚いたときは言葉が出ないようです。
そうなのです。
蘆花島に行くフェリーはいったん強風注意報(警報?)が出ると、解除になるまで欠航してしまうのです!
この日は午前は風が強くなかったのですが、午後に強くなり、注意報が出てしまった模様。
もうこうなると、どうしようもありません。
急遽、港付近の民宿やモーテルを探します。
幸いすぐに休めで四人部屋があるリーズナブルなモーテルを発見。
そこで義父母と僕たち夫婦で泊まりました。
結局、ロッテリアのエビバーガーは僕たちの夕食になりました。
すこし狭い部屋でビールを飲みながら、これも蘆花島民の直面している現実のひとつなんだなぁと実感。
翌朝(今朝ですね)、幸い風はおさまり始発のフェリーに搭乗。
無事、家にたどり着くことができました。
朝食に食べた豚の焼肉(昨日の夕食に食べる予定だった)のおいしかったこと!
なかなかタフな体験でしたが、島の生活と家族の絆を実感できて、個人的には良かったと思います。
もう一回やれと言われたら断りますが。
※ 次は木曜日に更新します
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