先々週のことですが、洗濯機が故障しました。
全自動のボタンを押すと、水はたまるのですが、いっぱいまでたまった後もなぜか水が出っぱなし。
次の段階にいかず、洗濯が始まらないという状態だったのです。
で、それから数日間は僕が全部手洗いをすることに。
まとまった量の洗濯物を手洗いしたのは初めてでしたが、昔の人の生活が感じられるようで意外に楽しかったのです。
でも、ずっとそんな生活を続けるわけにもいきません。
先週、キョンアさんの甥・ハニョルが再びやって来ました。
それをきっかけに洗濯機を修理することに。
ハニョルに調べてもらうと、最近はインターネットで出張修理の予約ができるとのこと。
僕たちが使っている洗濯機はLG電子のものだったので、早速LGのホームページへ。
このページに入って、まずどのジャンルの製品か選びます。
僕らの場合は「일반세탁기(一般洗濯機)」をポチッ。
それからこの画面で故障の状況や、製品の型番、名前・連絡先などの必要事項を書き込みます。
そして、修理希望日と時間を入力すればOK。
とっても簡単でした。
韓国の洗濯機はほとんどサムスン電子かLG電子のものだと思いますが、サムスンのほうもたぶん同じような予約システムがあると思われます。
翌日、時間より少し早めに修理工の人が来ました。
雨が降るなか、洗濯機のある屋外の離れへ。
少し点検した結果、水位を感知するセンサーに問題があることが判明。
すぐにセンサーを交換してくれました。
費用は出張代込みで53000ウォン(約5000円)。
思ったより安く済んで助かりました。
でも何より印象的だったのは、来てくれたLGの修理工(中年男性)の親切な態度とすばやい仕事ぶりでした。
雨で足場が悪いなか、あまり綺麗とはいえない離れでの作業、作業用かばんを置く場所もないという不便な環境。
それにも関わらず、文句ひとつ言わず修理しながら丁寧に説明までしてくれました。
途中、かばんを落として工具が散らばるというちょっとした事件があったのですが、その時も「大丈夫です大丈夫です」と笑顔。
たぶん僕たちの住んでいる場所が田舎だということもあって、家の修理などで業者の人が来るとけっこう言葉が荒っぽかったり、ブツブツ文句を言ったりすることが多いのです(彼らに悪気はない)。
そこへ今回の修理工のすばらしい態度と仕事ぶり。
久々にプロフェッショナルの仕事を見た思いでした。
次の現場へ向かう彼の車を見送りながら、ついニヤリと笑ってしまったのでした。
※ 次は木曜日に更新します
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