先週のことになりますが、韓国の自動車免許証を発行しに行ってきました。

 

日本人が韓国で自動車を運転する場合……

 

① 国際免許証を日本で取得する

② 韓国で試験を受けて韓国の免許証を取得する

③ 日本の自動車免許証を韓国の免許証と交換する

 

という3つのパターンがあるようです。

 

僕は今回、このうちの③の方法で韓国の免許証を取得しました。

以下、備忘もかねて手続きの流れを書いておきたいと思います。

 

まず、事前に準備するものとしては……

 

① 日本の自動車免許証

② 領事館の確認書(正式な名前は忘れましたが、「免許交換のための確認書ください」と言ったらもらえます)

③ 外国人登録証

④ パスポート

⑤ 出入国事実証明書

⑥ 証明写真3枚(パスポート用サイズ、背景が白のもの)

 

このうち、②は済州市内にある日本国総領事館で取得しました。

ソウルなら日本大使館で、その他の地域でも最寄りの領事館で取得できるはずです。

手数料は22000ウォン(約2000円)でした。

 

⑤は南元邑事務所で取得しました。

住んでいる場所の管轄の役場に行けばもらえるはずです。

手数料はうろ覚えですが1000ウォン(約90円)だったと思います。

 

上記のものを全部準備した後、「済州免許試験場」というところに行きました。

「免許試験場」というのは、日本でいう「運転免許センター」です。

済州市内から車で40分ぐらいの場所(平和路)にあります。

確認していませんが、韓国各地にあるんだと思います。

 

ここではまず準備したものを渡してから、申請用紙に記入した後、簡単な視力検査(手数料6000ウォン)を受けました。

それから30分ぐらい待ったら運転免許証(10年間有効!)がもらえました。

思ったよりだいぶ簡単でした。

 

ここで注意しておかなければならないことが2点。

① 日本の運転免許証は免許試験場に預けなければならない

② 韓国語の運転免許証の裏面に英語の免許証をつけることができる(手数料10000ウォン)

 

日本の運転免許証が必要なときは、韓国の免許証を持ってまた免許試験場に行って交換しなければならないようです(とてもめんどくさい)。

免許試験場での保管期間は3年で、その期間が過ぎたら自動的に廃棄されるそうです。

再交換を忘れることはないと思いますが、韓国の免許証が10年も有効なので、その間に日本の免許証の有効期限がいつのまにか切れていた、ということはありそうなので注意が必要です。

 

②の英語の免許証は、イギリスやカナダなどでそのまま通用するようです。

手数料が10000ウォン(約900円)かかりますが、なかなかの優れものです。

実は、手続きをしているとき、僕はこの英語免許証の仕組みを知りませんでした。

受付のおばさんに「英文にしますか?(“영문으로 하실 거에요?”と僕の耳には聞こえた)」と聞かれて、もともと名前の申請をアルファベット表記でしたのに、なんでまた聞くんだろうと不思議に思っていたら、裏面に英語の免許証がついていて納得しました。

 

以上が、僕が韓国の自動車免許を取得した流れです。

所要日数:がんばれば1日で可能

手数料:必要書類など全部合わせて39000ウォン(約3500円)。

 

これでようやくレンタカーを借りることができます。

 

 

※ 次は月曜日に更新します。