愛の言葉 ~12~ | infection  ~YooSu~

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「ちょっ、まっ」

 

 

「待てない!」

 

 

ユチョンが僕をベッドに押し倒し、上に圧し掛かってきた。

そういうことをしようと思って言った言葉ではないのに、知らずにユチョンのスイッチを押してしまった。

こうなると僕も、

 

 

「待って、待って、あっ・・・ああ・・・ん」

 

 

「可愛いジュンス」

 

 

体のスイッチが入る。

ユチョンの指先は魔法のように、僕の体に火を点けた。

あっという間に燃え上がり、あっという間に鎮火させられると、荒い息を吐いたユチョンの体が僕の体の上に落ちてきた。

 

 

「ジュンス・・・さいこー」

 

 

ユチョンの重さを感じながら、微笑む。

ユチョンは必ず事の跡に褒めてくれる。

僕のどこがいいのかなんて分からないけれど、ユチョンが最高と言ってくれるなら、僕も捨てたもんじゃないのだろう。

こと、恋愛に関しては奥手な僕も、毎日毎回褒められ続ければ自信もつく。

汗ばむユチョンの体をそっと抱き締め、柔らかい髪の毛にチュッと音を立てて何度もキスをした。

 

 

「ジュンス、愛してる」

 

 

「僕も」

 

 

「君は俺の天使だ」

 

 

「ふふっ、天使とこんなことしていいんだ」

 

 

「俺の、俺だけの天使だからな」

 

 

「僕、ユチョンだけのものなの?」

 

 

「そうだ」

 

 

断言するユチョンに胸がくすぐったくなる。

 

 

「嬉しい。僕をもっとユチョンだけのものにして」

 

 

力を失っていたユチョン自身が、その僕の言葉にあっという間に力をとり戻した。

漲るユチョンは、その後も僕に侵入を繰り返し、ベッドの中は結局愛の言葉で満たされた。

 

 

 

 

あれ( ̄ー ̄)?

 

何でベッドに戻ってしまうんだろう(≧▽≦)←お前がそう書くからだ