「ちょっ、まっ」
「待てない!」
ユチョンが僕をベッドに押し倒し、上に圧し掛かってきた。
そういうことをしようと思って言った言葉ではないのに、知らずにユチョンのスイッチを押してしまった。
こうなると僕も、
「待って、待って、あっ・・・ああ・・・ん」
「可愛いジュンス」
体のスイッチが入る。
ユチョンの指先は魔法のように、僕の体に火を点けた。
あっという間に燃え上がり、あっという間に鎮火させられると、荒い息を吐いたユチョンの体が僕の体の上に落ちてきた。
「ジュンス・・・さいこー」
ユチョンの重さを感じながら、微笑む。
ユチョンは必ず事の跡に褒めてくれる。
僕のどこがいいのかなんて分からないけれど、ユチョンが最高と言ってくれるなら、僕も捨てたもんじゃないのだろう。
こと、恋愛に関しては奥手な僕も、毎日毎回褒められ続ければ自信もつく。
汗ばむユチョンの体をそっと抱き締め、柔らかい髪の毛にチュッと音を立てて何度もキスをした。
「ジュンス、愛してる」
「僕も」
「君は俺の天使だ」
「ふふっ、天使とこんなことしていいんだ」
「俺の、俺だけの天使だからな」
「僕、ユチョンだけのものなの?」
「そうだ」
断言するユチョンに胸がくすぐったくなる。
「嬉しい。僕をもっとユチョンだけのものにして」
力を失っていたユチョン自身が、その僕の言葉にあっという間に力をとり戻した。
漲るユチョンは、その後も僕に侵入を繰り返し、ベッドの中は結局愛の言葉で満たされた。
あれ( ̄ー ̄)?
何でベッドに戻ってしまうんだろう(≧▽≦)←お前がそう書くからだ