雨?
ベッドの上で愛を交わし、うとうとしていた僕は、胸に濡れた感触を感じて目を開けた。
見ると、ユチョンがじっと僕を見つめながらぽろぽろと涙を零している。
「どうしたの、ユチョン?」
「幸せで」
「幸せだから泣くの?」
「そうだよ。ジュンスが俺の恋人だなんて、幸せ過ぎて泣けてくるんだ」
またほろりと涙を零す。
大体ユチョンは泣き虫で、感動屋だ。
ライブでも、ファンの姿に涙する。
ふっと微笑んで、ユチョンの涙を指先で拭った。
「これからもっと幸せにしてあげる」
「これ以上?」
「うん」
「今より?」
「うん」
「今もこんなに幸せなのに?」
「うん」
「贅沢すぎやしないかな。ジュンスとこうやっているだけでも奇跡なのに」
「ユチョンにはもっと幸せになって欲しい。だから、僕にして欲しいことを教えて」
ユチョンは驚いたように目を見開き、次いで破顔した。
「そのままの君で居て」
ユチョンはそう言うと、生まれたての姿の僕をきつく抱き締めた。
うーん( ̄ー ̄)
まだ続くのかなぁ←終わりが見えないの