「ジュンス」
「ああっ!」
耳元で名前を囁かれ、僕はあっけなく破裂した。
ユチョンの声はまるで解放の呪文だ。
堪えようとしても、簡単に決壊させられる。
「ふふっ、可愛い」
ユチョンはまた耳元で囁いた。
僕はこの声に弱い。
しかも吐息まじりなんて反則だ。
「やっ、耳元で言わないで」
「何で?」
「何ででも」
「ふふっ、素直になりなよ。こうなるからだろ」
「あっ!」
解放したのに、力を失っていない僕は、ユチョンの手で包まれただけで再び固く張り詰めた。
「嬉しいよ、ジュンス。こんなに感じてくれて」
「あっ、だめ」
ユチョンの指がさあっと先端を撫でただけで、再び解放の欲望が僕を襲った。
「本当にだめ?」
ユチョンがそこから手を引いて、耳元で囁く。
ずるい。
そんなの分かってるくせに。
僕は涙目になって、ふるふると頭を横に振った。
「だめだけど・・・だめ・・・じゃないの」
「いい子だね、ジュンス」
「ああっ!」
ご褒美のように、ユチョンの手が小さな僕を強く擦り上げた。
ふうっ( ̄▽ ̄)
バスルーム好きなんだよね←長くなる