愛の言葉 | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

眩しい朝の光が、カーテンの隙間から差し込む。

 

 

「まぶし・・・」

 

 

手の甲で光を遮って、体を起こした。

 

 

「あれ?」

 

 

布団がはだけて、その下からあられもない僕が飛び出した。

昨夜、フラフラになりながらベッドに入ったまでは覚えている。

でも確かにちゃんと下着はつけていたはずだ。

 

 

「おかしいな。寝ぼけて脱いじゃったのかな・・・」

 

 

呟いて立ち上がろうとした時だった。

下半身に鈍い痛みが走った。

 

 

「痛っ」

 

 

顔を歪めて痛い場所に手を伸ばすと、べったりとした液体が手を濡らした。

それは男なら見覚えのあるもの。

でも、違和感を感じた。

何故ならそれは前ではなく後ろを触ってついたものだからだ。

有り得ない場所にそれがあった。

まさか、僕にとんでもないことが起こったのか。

必死に昨夜の記憶を呼び戻そうとしていると、部屋のドアが開いて、爽やかすぎる笑顔のアイツがマグカップを手に僕を見た。

 

 

「起きたね」

 

 

コーヒーの香りを漂わせながら、ベッドに近寄って来る。

僕は思わず布団を掴み、首元まで引き上げた。

 

 

「恥ずかしいんだ」

 

 

アイツはふふっと笑うと、耳元に唇を寄せて囁いた。

 

 

「可愛いよ、ジュンス。昨夜の大胆さが信じられないほど」

 

 

その言葉にさあっと血の気が引いた。