君の名前を呼びたくて ~3~ | infection  ~YooSu~

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「おじゃましまーす」



「はい、どうぞ」



咲也はいつもながら、きちんと挨拶をして部屋に入り、そしてやはりいつも通り、そこが自分の場所と決めているソファーの左端に座った。



「泉の部屋っていつ見てもシックだよな。黒を基調としてきちんとまとめてる。同じ間取りなのに、僕の部屋とは全く違うな」



そう言って、咲也はぐるりと部屋を見回した。

咲也の言う通り、俺と咲也の部屋の間取りは一緒。

だがそれは俺達に限ったことではない。

クラスメートのほとんどは同じ間取りだ。

つまり寮生活ってことだ。

だから、俺の部屋って言っても、咲也にとってもあまり特別な感じはない。



「あっ、あれ忘れた。取ってくる」



咲也が立ち上がり、小走りで部屋を出ていくと、ものの数分で戻って来た。



「近いっていいよな」



そう言ってまた定位置に座った。

そう、近いっていい。

何たって薄い壁一枚隔てた向うが咲也の部屋だから。






続く・・・




ごめーん。


短いけど、体力の限界(^▽^;)←眠い


許してねー