或る日常の風景 窓を開けて海風を聞く 長い休みになってしまったここでの生活 いつしかそれにも慣れて のんびりとしたペースが心地良いと思えるようになった でもそろそろと世間が誘う 待っていてくれる人々がいるのは嬉しい だから頑張らなきゃと叱咤激励するけど 窓の外の景色がのんびりした気分に戻す それでもいいのかな だって僕が愛する皆はどんな僕でも愛してくれる 甘えているなぁと小さく呟き 海風に目を閉じた そんな或る日の日常の風景