一気に体温が上がり、体温計の上限を越えた気がした。
心臓が口から飛び出しそうで、呼吸が早くなる。
横になっていて良かった。
立っていたら、体の力を失い、その場に崩れ落ちただろう。
もっとも、今立ち上がれと言われても、腰が抜けて無理だけど。
僕をそんな状態にした原因が、自分にあるとは露ほども思っていないのだろう、当の本人は、眉をしかめお医者さん然として、今度は手で熱を計っている。
「やっぱり少し熱いな。よし、こうしよう」
毛布を手に取ると、僕の体を覆い、あろうことかそのまま僕の隣にもぐり込んだ。
To be continued.....
よし!
腰が抜けてる今がチャンスだ(≧▽≦)←ユチョ亀の