「言えない」
「何で?」
「何でも」
「ジェジュン」
「だって言えないだもん」
ジェジュンは唇を噛み締め下を向いた。
今にも泣き出しそうだ。
俺のせいじゃないけど、俺をこんなに頑なに拒む理由って何だろう。
しかもそれを問い詰められることは、かなり堪えることらしい。
このまま黙って引き下がった方が良さそうだ。
「理由も言わないで俺に納得しろってことか」
引き下がった方がいいと分かっていても、やはり理由は知りたい。
そこまでジェジュンを苦しめる理由って一体何なんだ。
それは俺には取り除けないものなのか。
俺は誰よりもジェジュンを理解しているつもりだ。
だから俺だけにはちゃんと話して欲しい。
ジェジュンをそこまで頑なにさせる理由について、きちんと説明して納得させて欲しい。
そんな気持ちでジェジュンが口を開くのをじっと待った。
「分かった・・・でも、ね」
「うん」
「俺を嫌いにならないで」
そう言ってジェジュンはぽろりと涙をこぼした。
To be continued.....
だからさ、
理由は何ー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。←だから考えてから書けって