「じゅんすのおしりー」
ユチョンの手が僕のおしりを撫で回すと、体中があの感覚に襲われた。
「だめ!」
手をパチンと叩くと、ユチョンはきょとんとして僕を見た。
「触っちゃだめ!」
「何で?」
「だって・・・」
「だって?」
「へ・・・」
「へ?なに、おならでも出そうなの?」
「違う!」
「じゃあ、何?」
「変になるんだよ!」
「何が?」
「僕の体が!」
「えっ、それって、もしかして、俺がおしり触ると、感じる?」
「そうだよ!どうしてくれるんだよ!恥を忍んで先生に相談したら『手のほどこしようがありません』って宣告されたんだよ!ユチョンのせいだからね!」
ゼイゼイと荒い息を吐きながらまくし立てた僕を、ユチョンは目尻を下げてニヤッと見つめると、ベッドに押し倒した。
「何するんだよ!」
「決まってるだろ」
「あっ、だめ、あっ、ああん」
「先生には手のほどこしようがなくても、俺にはあるんだよ」
それからユチョンは宣告通り、僕の体にありとあらゆる手を施した。
まあ、いっか。
こんなに気持ちいいなら、治らなくても。
終わり
皆様。
下らない話ですみませーん(≧▽≦)←でも、楽しかった