カナリア ~10~ | infection  ~YooSu~

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「あの、ユチョン」



「ジェジュンがカレーの話をしたんだ」



ジュンスが口を開いた途端、一昨日の夜の話を始めた。



「カレー?」



「そうだ、カレーの辛さの話さ」



「辛さって、あのジェジュンの好きなカレー屋の?」



「そう、あのカレー屋の一番辛いのにデスソースをかけたらどうだろうって言うんだぜ」



「うわっ、それはちょっと」



辛いものを食べたようにジュンスが顔をしかめた。



「だろ。そんな話されても、何て言っていいか分からないだろ」



「うん」



「だから、好きにすればって言ったら、ユチョンは人の真剣な相談に乗ってくれない。素っ気ないって」



「あはは、ジェジュンらしい」



「なっ、俺、素っ気なくないだろ。あんな話で嫉妬だなんて言われたってなあ。色気も何もないのに」



「うん、そうだね。あの、ありがと、ユチョン。僕のために」



「えっ?」



「僕が嫉妬してると思って心配してくれたんだね」



「いや、違う。そうじゃなくて、妙な誤解をしないようにと・・・」



「大丈夫、僕はユチョンを信じてるよ」



「だから、ジュンス、それは誤解だって。俺はただ」



「本当に優しいね、ユチョンは。僕、ジェジュンに自慢してこようっと」



ジュンスは跳び跳ねるようにジェジュンの後を追った。

俺、ただ素っ気ないっていうのを否定したかっただけなのに。

何でこうなるんだよ。



To be continued.....


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おーほほほほほ( ̄▽+ ̄*)


それはユスだからだよ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:←ユスはユスにしかなれないんだよ