「ジュンス・・・そんなこと」
「あはは、いいのいいの。ジェジュンは誰が見ても綺麗だし、ユチョンはセクシーだけど、僕は地味だもん。歌も上手いって言われるけど、変わった声だから珍しいだけかも。僕がカナリアなら、誰も振り向きもしないかもね」
ジュンスは変声期がうまくいかず、声へのコンプレックスを引き摺っている。
俺はジュンスの声も歌も好きだ。
変だと思ったことなどない。
バードケージの中では、カナリアがずっとさえずっている。
美しい声だ。
ジュンスのように。
「なあ、ジュンス。付け仔って知ってるか?」
「つけこ?」
「そうだ」
「知らない。何?」
「美しい鳴き声のカナリアに育てるために、より美しくさえずる雄の鳴き声を聞かせるんだ。鳴き声の先生ってところだな」
「へえ」
「もし俺がカナリアなら、ジュンスに鳴き声を教えて貰いたい」
「ユチョン・・・」
「俺にとって、ジュンスほどのカナリアはいないよ。もちろん声だけじゃなく、ね」
「ユチョン・・・僕・・・」
「ジュンスはジュンスだからいいんだ。誰かと比べなくていい。ジュンスはジュンスで居てくれればいい。俺はそう思う」
「あっ、ありがと」
ジュンスの目に光るものがあった。
俺は無意識に手を伸ばし、それを指先で拭った。
To be continued.....
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やーん(≧▽≦)
口説いてますやーんヽ(゜▽、゜)ノ
ユチョンったら、早く自分の気持ちに気付きなさーい( ̄▽+ ̄*)