カナリア ~8~ | infection  ~YooSu~

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「ジュンス・・・そんなこと」



「あはは、いいのいいの。ジェジュンは誰が見ても綺麗だし、ユチョンはセクシーだけど、僕は地味だもん。歌も上手いって言われるけど、変わった声だから珍しいだけかも。僕がカナリアなら、誰も振り向きもしないかもね」



ジュンスは変声期がうまくいかず、声へのコンプレックスを引き摺っている。

俺はジュンスの声も歌も好きだ。

変だと思ったことなどない。

バードケージの中では、カナリアがずっとさえずっている。

美しい声だ。

ジュンスのように。



「なあ、ジュンス。付け仔って知ってるか?」



「つけこ?」



「そうだ」



「知らない。何?」



「美しい鳴き声のカナリアに育てるために、より美しくさえずる雄の鳴き声を聞かせるんだ。鳴き声の先生ってところだな」



「へえ」



「もし俺がカナリアなら、ジュンスに鳴き声を教えて貰いたい」



「ユチョン・・・」



「俺にとって、ジュンスほどのカナリアはいないよ。もちろん声だけじゃなく、ね」



「ユチョン・・・僕・・・」



「ジュンスはジュンスだからいいんだ。誰かと比べなくていい。ジュンスはジュンスで居てくれればいい。俺はそう思う」



「あっ、ありがと」



ジュンスの目に光るものがあった。
俺は無意識に手を伸ばし、それを指先で拭った。




To be continued.....


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やーん(≧▽≦)


口説いてますやーんヽ(゜▽、゜)ノ


ユチョンったら、早く自分の気持ちに気付きなさーい( ̄▽+ ̄*)