scene30 | infection  ~YooSu~

infection  ~YooSu~

YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

僕の手を引いて、バスルームから出たユチョンがタオルを手にすると、ぴたっと動きを止めた。



「どうしたの、ユチョン?」



「パジャマ、畳んでなかったよね」



「あっ、うん。ユチョンが全部放り投げたけど・・・」



「見て」



ユチョンが指差す方を背中越しに見ると、洗濯機の上にきちんと2人分のパジャマが置いてあった。

それは確かに僕とユチョンのパジャマだったけど、さっき着ていたものとは色が違う。

どう見てもきちんと洗濯されたものだ。

ユチョンははっとして、何かに気付いたように手に持ったタオルでざっと顔と手を拭くと、その着替えの前に立った。



「これは・・・」



置かれているパジャマに手を伸ばしたユチョンが、何かを摘み上げ、目の前に翳した。



「何、それ?」



「紙だ」



「紙?」



「うん、ほら」



ユチョンは小さく折りたたまれた紙片を僕に見せ、がさがさと広げると、じっとその紙片に見入った。



「手紙だ」



「えっ?」



「ジュンス、ごめん。気付かれた」



「何が?」



きょとんとしてユチョンを見た僕に、苦笑してその紙片を僕の目の前に差し出した。

そこには見慣れた筆跡が躍っていた。



『ごめん。わざとじゃないけど、ジュンスが気になって部屋に行ったらもぬけの殻だったから、バスルームに来てしまいました。散らばっていたパジャマは洗濯機に放り込んで、着替えを用意しておきましたので、着て下さい。咎めるわけじゃないけど、ジュンスは病み上がりなのでほどほどにしておくように。これから、いくらでもいいからさ。良かったな。おめでとう。因みにユノとチャンミンにはこのことは内緒にしておきます。特にユノは興味津々でうるさいから、俺がお灸を据えておくよ。じゃあ、風邪ぶり返さないようにしろよ。皆の母、ジェジュンより』



真っ赤になってユチョンを見ると、いきなり視界が遮られ、頭からバスタオルで覆われた。



「風邪引くよ」



濡れた髪の毛を優しく拭かれる。

僕はどうしていいのか、何を言っていいのか分からず、頭を拭いているタオルの端ををぎゅっと握って口元に押し当てた。



「ジュンス、今日はここまでにしよう。ジェジュンママの言う通り、ジュンスは病み上がりだしね。それに」



ユチョンはそこで言葉を切ると、タオルを無理矢理取り払い床に落とした。

上目遣いにユチョンを見つめた僕に、あの甘く低い声が囁いた。



「これから一生掛けて俺の愛を教えてあげる」



注がれた愛の言葉に固まる僕に、手始めにユチョンの優しいキスが降り注いだ。




Fin.




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皆様!




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「ざっぱーんヽ(゜▽、゜)ノ」




infection  ~YooSu~

「あっ、ユス菌音譜





「意味が分からん」



Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←



意味が分からないだと(=`(∞)´=)


意味なんて見れば分かるじゃないか!




「じゅんじゅん、表でよくここまで書いたな。疲れただろう」

「もも父ちゃん・・・」



「メロンおちょーだい!」



って意味だよ( ̄ー ̄)←




「じゅんじゅん、勝手に意味を作るな!」

「やだ!」



もも、メロン( ̄ー ̄)←栄養が必要なの



さてさて、もも父ちゃんから貰ったユスリアルちゅーサジン。

これのおかげで、



「ジュンス、先ずは一本だよ。どう?」←指

「ああん、大丈夫」



ユス菌が繁殖しまくって、まだまだカケそうだったけど、やはり表で亀の出し入れを書くのはかなり根気のいる仕事なので、この辺りでさらっと可愛く終わらせて頂きました。

タイトルの「scene」でも分かって頂けると思うのですが、元々思い付いたシーンを、オムニバスのように一話完結で書いていこうと思ったのに、どこでどう間違ったのか続きで30話も書いてしまいました( ̄ー ̄)←予想外

なので、今回タイトルにそこまで意味はございません。

ユス菌を繁殖させるためのsceneだとでも解釈して下さい(^∇^)

では皆様、今回も長々と続くユス菌に付き合って頂きありがとうございました。

次回作はいつになるか分かりませんが、






「超限定公開小説になるかもよ」



では、皆様。

その話を君も読めることを祈ります(^人^)

































「ねえ、ジェジュン。もういいだろう」



「だめ」



「頼むよ、もう我慢出来ないよ」



「だめ」



「そんな・・・頼む、何でもするから。ジェジュンの言うこと何でも聞く。だからお願い」



「じゃあ、誓って」



「誓う!誓います!何でも誓います!」



「もうジュンスに色々聞いたらだめ」



「えっ?」



「ユノは・・・」



俺はゆっくりとユノに近付き、頬に触れると言った。



「俺のことだけ愛して。ねっ」



「はっ、はい!」



いいお返事が出来たパパを、まるで子供のように裸のまま抱き締めた。




終わり



これはお灸になるのか、ジェジュン( ´艸`)


ジェジュママの言うことを聞いていれば、家族は丸く収まるね(^ε^)♪



このおまけまで読んでくれた君。

超限定公開作品だっただろう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:←ユンジェ、お灸話のみ