scene14 | infection  ~YooSu~

infection  ~YooSu~

YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

ユチョンが僕からばっと体を離し、ベッドから飛び降りると、それを待ちかねたようにドアが開いた。



「ジュンス、布団を蹴飛ばしたら駄目だよ。また熱が出るよ。ほら、ちゃんと着て」



僕の興奮したままの下半身がタオルケットで覆われる。

ユチョンはと言うと、盛り上がった下半身を体を折って隠していた。

興奮に上気した顔も、僕は熱のせいに出来るけど、ユチョンは深呼吸して必死に元に戻そうとしている。

僕がユチョンにこんな顔をさせたのか?

ただ側に居て欲しいと思っただけなのに、ユチョンの熱い唇と、性急に僕を求める手に何が何だか分からなくなっていた。

今更ながら恥ずかしさが込み上げて、まともにユチョンの顔が見れずぎゅっと目をつぶった。



「おっ、まだジュンスは熱があるのか?」



ドアから入ってきた人は、その場の雰囲気を読めないいつもの空気感を漂わせながら言った。

目を閉じていても分かるその空気感。

僕がママと呼んでしまった人と並べて語られる背の高い頼りになりそうな人。

でも実際は、いつもママから小言を言われている自称も他称もパパの人。

ユノだ。



「なに、ユノ。ジュンスに何か用?」



ユチョンが少し棘を含んだ口調で聞く。

優しく穏やかなユチョンにこんな言葉を言わせているのも、僕のせいかも知れない。

僕も早く用事を済ませてユノに部屋を出て行って欲しい。

でもそれはユチョンと再びあんなことをしたいと言う欲ではなく、ただただひたすら恥ずかしいからだ。

話し掛けられても声が上擦って、変だと思われてしまうかも知れない。

別にユチョンとのことを隠したいというわけではないが、我を忘れてユチョンに溺れていた自分を見られるのは恥かしい。



「用って・・・用がなくちゃ来ちゃいけないのか?パパは子供達が心配なんだよ」



「ジュンスは病気なんだよ。俺が見てるから、そんなに何度も来ないでよ。余計具合が悪くなってしまうよ」



「何でユチョンは良くて、俺はダメなんだ?俺だって、ジュンスにまだ聞きたいことが・・・」



「パパ!」



「あっ、ジェッ、ジェジュン!」



今度はジェジュンが部屋に入ってくる気配がした。

足音で分かる。

これは、雷が落ちる前触れだ。



「今日はジュンスをそっとしておいてやってって言っただろう。それなのに俺の目を盗んで何でここにいるわけ?そんなに俺の言うことを聞きたくないわけ?そうか、だから、この前も俺があんなに頼んだのに忘れて・・・」



「ジェッ、ジェジュン、その話はもう終わったじゃないか。あれはついうっかり忘れていただけなんだ。うん。だから、なっ、ちゃんと穴埋めしただろう。さっ、行こう、ジェジュン。ユチョン、邪魔したな。ジュンスを頼むよ。今日はもう来ないから。なっ、ジェジュン」



「ちょっと待って。俺、ジュンスを見て行く。先に行ってて」



「えっ?何で・・・ジェジュンは良くて、俺は・・・」



「俺はジュンスのママだから!パパはさっさと行く!」



「はい・・・」



ユノが小さくなっているのが分かるほど、しゅんとした声で言って部屋を出ていく気配がした。

ずっと目をつぶっていた僕がそうっと目蓋を持ち上げると、さっきまでパパを怒っていたママはどこかに消えて、穏やかな笑顔で僕を見つめるジェジュンが居た。



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ああ・・・


強いジェジュママが好きーヽ(゜▽、゜)ノ←ユンジェこうでなくちゃ


さて、これからジェジュママはどんな話をするんだろうね( ̄ー ̄)?←楽しくて書いたけど、どうするんだろう